フツーに面白い交番コメディ。本当にそれだけ。ラスト3話は重めの長編になったけど。
例えばそのラスト3話で、性被害にあった女性に女性警官がどれだけ寄り添えるかと、事件解明に証言を聞き出そうとする男性警官、みたいな対比を投げているんだけど、警察が出来てから解決できてない課題をここでぐーたら述べても仕方ない、みたいな逃げ方をしてしまう。「交番女子の逆襲」というぐらいなので、男性社会における女性のギャップコメディの先を見せてくれたり、この作品なりの答えが欲しかった。元警官が原作者らしいので難しいんだろうな。
結局藤部長もスーパーウーマン（マッチョイズム内包型）なので、左遷されてきた理由とかもノイズにしかなってなかった。
シンプルになんか副署長役がケンコバだったんだが、まったく違和感なく完全に馴染んでた。流石BOSSで刑事薬の経験もあるだけある。BOSS好きだったなぁ。事件だから。
