音楽アニメの中でもユーフォ、坂道のアポロンに比肩する凄まじい音楽アニメ。2019年のマイベストで、これを観るためだけにNetflix契約したレベル。全編英詩(一部仏語)のハイクオリティな楽曲と、手描き作画による極めて滑らかな演奏シーンが堪らない。キャラクターデザインもポップでお洒落、自分の趣味嗜好に突き刺さるこれだけの要素にハマらないわけがない。
ただし以下気になる、惜しいと思った点も有り。
・AIならではの曲も出してほしかった
・政治的要素は個人的には微妙。（ラストのWe are theWorld的展開に必要だったとは言え）
・序盤での小さい箱でキャロル&チューズデイのライブをもっと観たかった（劇場版希望…）
・世界観が日本語には適さないので、英語吹替で観た方が良い
基本的にキャロルとチューズデイの二人が最高に魅力的なので、もっと登場人物を減らして二人の演奏に注力してほしかった思いは強い。
それでも改めて音楽とアニメーションの組合せが最高であることを示した見事なTVアニメ作品。
