このレビューはネタバレを含みます
76話 断罪
降り頻る雨の中、一人の兵士が倒れている。その横で謎の巨人の蒸気の中から、qの男が這い出てきて...。
77話 騙し打ち
ミカサの「助けたい」と思う気持ちは本物なのか。エレンは何のために戦っているのか。地を響かせ激突する巨人たち。マーレの奇襲に人々は武器を手に戦場に向かう。
78話 兄と弟
獣の巨人と始祖の巨人、事態の鍵を握る2体の巨人を目指し、人々は争いを広げる。互いの思いと記憶が交錯し兄弟の目指す先にあるものとは。
79話 未来の記憶
弟は兄を拒み、兄は弟を見捨てなかった。救いたい思いだけ。たどり着いた果ての場所でエレンとジークはあの日の記憶と共に、父・グリシャの真実を知る。
80話 二千年前の君から
二千年前から抗い、戦い、進み続けてきたもにたちの物語。それは一体誰が始めた物語だったのか。歩き続ける始祖ユミルにエレンは語りかける「待っていたんだろう。ずっと二千年前から。誰かを。」
81話 氷解
ごうごうと鳴り響く大地。空まで立ち上る土煙。その先を進む巨人の群れ。島の壁は今なくなった。この世からそこにある命を駆逐するまで、誰もエレンを止めることはできない。
82話 夕焼け
人々の混乱の中、かつては友であり、そして敵だった人物が目を覚ます。止まっていた時は進み、すべては変わった。そうなった時選ぶのは...。
83話 矜持
進軍する軍人の軍勢。やがて何もしらぬ人々を踏みつぶす。それを見上げる兵士と戦士たちは立ち尽くすのか、それとも立ち上がるのか。森の中にいた二人の兵士気持ちはすでに固まっていた。
メモ
きょう‐じキャウヂ【矜持・矜恃ジ】
〘 名詞 〙 自分の能力をすぐれたものとして、他に誇ること。 尊大、荘重な態度をとること。 自負。 誇り。
84話 終末の夜
戦火の火に、僕らの敵がいた。僕らは互いに憎み、蔑み、殺してきた。今焚火の先にいるのは、異なる正義を持っている者達だった。
85話 裏切り者
世界を救うためエレンを止める。そう決めた者たちの前に、かつての仲間が立ち塞がる。誰も死なせたくないという思い胸に彼らは戦う。
86話 懐古
躊躇すれば死ぬ。銃口を向け引き金を引く。この裏切りの先に世界を救う道があると信じて。
87話 人類の夜明け
あの日、見た事。あの日、語り合った事。あの日、選んだ事。彼は何も変わっていない。