ねむ

進撃の巨人 Season1のねむのレビュー・感想・評価

進撃の巨人 Season1(2013年製作のアニメ)
4.3
これまでこの作品がどんなに話題になろうとも全く、微塵も興味がなかった。
若くて体力がありその時期にしか煌めかない独特の感性が、様々な物事に最も影響を受けると(私の中で)言われている10代が特に大好物な…刹那的で残酷なアクションと冒険と架空の話でしょって思ってた。(殴られる

ラノベの勝手なイメージと重なって捉えていた。
つまり魔法や架空や現実的ではない絶対にあり得ない世界の、この作品に熱狂する者以外を蚊帳の外に追い出すような、ある種排他的な身内のみで盛り上がっている物語。

つまり私なんかはその中に入れてもらえることはないだろうと、最初から諦めて離れてしまうような物語、だと思っていた。

こ、こ、ここここれは……!!!
これはぁーーーーーーーー!!!

なんなの??
これは(精神が)大人のアニメじゃないか。でも多分、真っ直ぐに真実を追い求める心を持つものなら琴線に触れる物語なんじゃなかろうか。
すれすれの拮抗。何が、誰が、正しいのか?
そもそも正しさと悪は一体どこから見た景色ですか?

想像を絶する哲学的な示唆に富んだ内容に感じた。
アニメ自体にも殆ど興味がない状態で、アニメを愛する仲良しの友達の好きなものがどんな世界なのかちょっと見てみようと気まぐれを起こした。

これ、、、スゴい、、、、。
ねむ

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