歴史に残る大作。
自由とは何か。歴史とは何か。人類とは何か。人はなぜ生きるのか。様々な壮大なテーマに対し投げやりではなくしっかりとアンサーを出したことが素晴らしい。
自分も自由に対する憧れは昔からあったが、そもそもなぜ自由を望むのか、自由とはなんなのか、自由になれば幸せと言えるのか。そのようなことを考えさせられる。
このような壮大なテーマを扱う映画などもたくさんあると思うが、他に見ないとてもクオリティの高い作品だと思う。
今までの選択は正しかったのかと思うこともあるかもしれないが、その選択をした結果がこの結果であり、それを受け入れただ生きるしかない。
大きく壮大な生きる意味や目的はなく、人を愛し、人と共に生きる。それが一番大事なのかもしれない。遭遇する全ての場面は、愛する人と生きるために向き合い、乗り越えていく必要がある。将来の何かのために現在を犠牲にするのではなく、人と共に生きるために今をよく生きることのみが我々人間が目指すべき生き方なのかもしれない。