このレビューはネタバレを含みます
社会人になってから進撃の巨人にハマり、
シーズンを追うごとに毎度度肝抜かされては、夜更かしして食い入るように観たものです。
ファイナルシーズンはリアルタイムでみて激しく落ち込み、でも毎週欠かさず観てまた号泣。
19歳の少年一人が背負わざるを得なかった運命。
重すぎる宿命を背負いながらも抗いもがき、
それでも未来は決まっているのだと残酷に突きつけられる事実。
とてもじゃないが耐えられるものじゃない。
取り返しのつかないことをしてしまったが、仲間を思い最後まで進み続けた胆力と生き様、見事。
友として仲間として最後まで戦い続けた調査兵団。
敵対する人々と言葉を交わし、同じ釜の飯を食べる様子には胸が熱くなった。
ブラウスさんのように
復讐が連鎖し続ける現状を憂い、
踏みとどまることが果たして自分にできるのだろうか。
キャラクター一人一人が人間味に溢れ、本当に魅力的で片時も目を離せません。
何度でも観たいけど、この物語の輪廻にエレンを閉じ込めてしまっているように感じて憚られる…
と言いつつまた絶対観るやつ。
私の拙い文章ではこの作品の魅力を到底伝えられないけど、
最終話見た後のあの言い表せようのない気持ちが少し落ち着いたので、記録として残そうと思います。
ありがとう、進撃の巨人!