【語り継ぐ琵琶法師】
①『平家にあらざれば人にあらず』
お父さんが娘を庇って死んでしまった。そこから琵琶の子は不思議なものが見えるようになる。そして、平清盛の屋敷に住まうことになるのだった。
②『娑婆の栄華は夢のゆめ』
清盛の父の側近をしていた女が出家をする。と同時に旅立つ女。不吉な予兆を見るびわ。
③『鹿か谷の陰謀』
平家に歯向かうものなど殺してしまえと父上。私の首を跳ねてからにして下さいと清盛。
④『無文の沙汰』
重盛と清盛を間違えていたのに気付いた第4話。この話では、重盛が死んじゃうのです。そして目はびわに。
⑤『橋合戦』
重盛の長男、これもりが平等院に。お寺は焼き討ち皇族を殺害。
⑥『都遷り』
都が京から福原へ。と同時に清盛の助けた源頼朝が挙兵。総大将これもりは、恐怖で逃げ出してしまった。今夜は襲ってこない。戦いの合図は、どういう作法があったのだろうか。
⑦『清盛、死す』
都を京へと戻す。夢の中に閻魔の使いが。清盛は無限地獄に落ち死んでしまった。そしてびわも亡き重盛の屋敷を出ていくのだった。
⑧『都落ち』
7万の兵がわずか7千に。義仲と頼朝。頼朝の背後に北条政子。源氏に追われて太宰府へと逃げる。そこに味方がいると信じて。
⑨『平家流るる』
福原京で誓った2人の約束。びわは母に会い、平家の行く末を見届けにいく。
⑩『壇ノ浦』
これもりは出家、すけもりは帝を守り壇ノ浦へ。挑発に那須与一なるもの見事射止める。
⑪『諸行無常』
背後には源義経。壇ノ浦で平家は身を投げ打つ中で、とくことびわだけが生還する。そして平家物語は語り継がれる。祇園精舎の鐘の声。