このレビューはネタバレを含みます
『蹴っちゃったんです』
忍者は使い捨て。バタバタと死んでいくクールな展開に好き嫌いが別れそう。かっこいいけど。
藤沢周平の用心棒シリーズ的な雰囲気があって、どれ程強い侍であっても、更に上の相手にあたるとフツーに犬死する。
野口さんと蜂谷くんの話があったのが、このストーリーに花を添えた。男のハニートラップって珍しいし。
集合体で忍というのか、最終的に死んでも任務は達成できていればいいのかもしれないよねぇ。
政府にとっては国民は捨てゴマ、そんな日本とおんなじだね。
まぁでも、ちょっと寂しいし切ない気分にはなる。ラッパーが生き残ったんだな。チェケラ!!
洋画のウォンテッドと似た驚きはあった。キャラに肩入れしすぎない人向きなアニメ。
考えてみれば主人公の九郎は下忍の一人に過ぎない訳だから、こういうラストも実際の戦闘ではあるわな…。主人公が特別だなんて幻想なのかなー。
※追記※
クローン?とか?