2期も良かった。
喜多川海夢(きたがわまりん)ちゃんが、五条新菜(ごじょうわかな)くんのことを好きだと自覚してからの仕草やセリフや内面独白やアレコレがもう圧倒的に可愛くて、脚本も演出も作画も声優もめちゃくちゃ完成度が高かった。
2期は、自分が好きなことに対する思いも五条君への思いも、海夢ちゃんと五条くんを囲むクラスメートたちもレイヤー仲間たちも、五条くんの気持ちが少しずつ解れていく感じも、なにもかもスケールアップした姿を見せてもらいました。
海夢ちゃんは五条くんの家で普通に晩ご飯食べてるし、おかげでちょっとウエストが太くなったと悩んだり、まあ可愛いこと可愛いこと。
完全に五条家の嫁ポジションでした。
最終回でわかったけど、海夢ちゃんは大宮住みなんですね。五条君が岩槻で二人が通う高校が柏の葉高校で、路線は東武アーバンパークライン。
自分が東武野田線住みなもんだから、1期からずっと楽しく見てました。
時折見たことがある風景が差し込まれるのがホントに嬉しい。
アニメ好きの息子によれば、1期のときは岩槻でコラボイベントを開催したらしい。
2期はどうだったんだろう? ググったら2期はアニメ放送前にやってたみたいですね。
埼玉県に「権現堂公園」という桜と菜の花の名所があります。
桜と菜の花だけでなく、真冬のロウバイと水仙、初夏のあじさい、真夏のひまわり、初秋の曼珠沙華(ヒガンバナ)でも知られた公園。
春になると度々メディアで紹介されるのでご存じの方も多いと思いますが。
実はあの公園は、度々レイヤーさんのイベントが開かれていて、たくさんのレイヤーさんが集まることでも知られています。
特に彼岸花のころに多く見かけるのですね。
自分にとっては未知の世界だけど、権現堂で見かけるレイヤーさんたちは、気合が入っていてすごくカッコいい。
このアニメを見て、ちょっとだけ親近感が湧いた。
つい最近原作マンガの連載が終了したと言うことで、最後の数話だけ読んでみました。
平和だった。平和ですごく良かった。
ところで、劇中劇というか作中に登場する少女マンガで「生徒会長はNo.1ホスト」ってありましたよね。
法律が変わったのもあるけど、ちょっと微妙かも、と思ってしまった。
原作は法律が施行される前だから、どうしようもないんだけど、ホストの世界は海夢ちゃんたちのセリフみたいな綺麗事はないから。
アニメに登場するヤクザが異世界の妖精と同じ扱いのように、ホストもそんなポジションで落ち着くのかなぁと思ってもみたり。