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ロミオの青い空のkahoのレビュー・感想・評価

ロミオの青い空(1995年製作のアニメ)
3.8
ロミオとアルフレドの友情の描き方、声優の演技、各々の思いなどはとても素晴らしかった。言葉選びも綺麗で心に響くセリフが多かった。
ただ実際の煙突掃除人となった子どもたちの惨状や現実とは乖離しているであろう時代の空気感を思うと、ここに勇気や希望と未来を重ねて描くのはとても苦しく感じてしまった。
児童向けアニメに現実を求めるのもおかしな話だが、どうしても残酷な見え方をしてしまい特にエンディングは良い気分がしなかった。
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