芽

東京喰種トーキョーグールの芽のネタバレレビュー・内容・結末

東京喰種トーキョーグール(2014年製作のアニメ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初にこの作品に出会ったのは約5年前。「鬼滅の刃」をきっかけに様々なアニメを見てみようと思い選んだ第3作品めの作品。(第2作品めは怪物事変)

まず結論。出会えてよかった。
こんなにも喜怒哀楽を沢山感じられる作品は中々ない。
久しぶりにNetflixにて視聴したけど、グロシーンあんなに黒ぼかし入ってたっけ?昔は普通に見れたような気がするけど…

東京喰種シリーズは圧倒的シーズン1が至高。
金木研が人間として、そして喰種としてさまざまな苦悩に直面し葛藤する姿や、人間側の苦悩、喰種側の苦悩が「もう辞めてくれ」と思わずにはいられないくらいどストレートにぶつけてくる。それがこの作品の良さでもある。
どっちが害な存在だとか正直考えられないし、視聴者側はどちらのsideも見てしまっているから下手げに片方に肩入れして作品を見ることも出来ない。人間と喰種の苦悩がこちら側にもヒシヒシと伝わってきている。一視聴者でしかない私でさえもこの苦悩に苦しめられる。

この作品の大目玉といえば絶対に最終回。
カネキが覚醒するのカッコよすぎる。(そこまでに行く過程はかなり苦しいけれど)
unravelの入りも天才的。あれはしびれる。

「僕を人殺しにしないでくれ」と懇願する人間的カネキと、「僕は喰種だ」と自覚する喰種的カネキ。どっちも引っ括めて大好き。
私、アニメキャラは主人公以外のキャラクターを基本好きになるんだけど、この作品は金木研が1番好き。惚れない女いないでしょ。
芽