【2022年冬アニメ作品{全12話}】
個々のエピソードとかテーマ性とか、部分的には割と良さげな作風ではあった。
ただ、アニメ的なアプローチが機能していない瞬間が多々あるのが気になった。これが結構致命的だったのかな。
ちゃんと群像劇として描きたかったんだろうけど、視点の切り替えやストーリーの構成がかなり雑な印象があった。
これのせいでテンポが悪くなり、TVアニメとしての一連のストリームをうまく構築出来ていないように感じる。
まあもっと尺があったならどうにでもできた部分だとは思うが、だからこそ1クールでやる以上はそれなりに仕上げて欲しかった気はする。
正直、中盤くらいで集中力が切れてしまってたので終盤の流れをあまり真面目に観ていなかったってのはあるが、11話での3人の青春乱闘シーンは「うわぁ…」って思ったね。
いや、何がとは言わないけどね…。
最終話に至っては終始なんじゃそりゃ状態だったんだけど、ぶっちゃけあの皆で「大好きだよ」の所とかマジで何を見させられてるんだろう?って思ったよ。w
取り敢えず観終わって一つ思ったのは、下倉バイオって良くも悪くもやっぱりエロゲライターなんだなぁって。
それなりにニトロゲーやってた人とかなら“らしさ”みたいな部分も感じ取れて楽しめたんだろうけど、たぶんそうでない人の方が圧倒的多数な訳で…。
やっぱり違うフィールドで勝負するのは簡単じゃないんだよ、きっと。(しらんけど)
あと地味に石見舞菜香って役というか作品に恵まれない印象が…
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[主題歌]
OP
Survive Said The Prophet「Papersky」
ED
蒼生シュウタ(榎木淳弥)、朱城ラン(内田雄馬)、翠堂コウキ(石川界人)「255,255,255」
[挿入歌]
Survive Said The Prophe「Find You」
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