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十二国記のyuraのネタバレレビュー・内容・結末

十二国記(2002年製作のアニメ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ユーネクストで一気見…!!

正直に言うと序盤は誰にも感情移入できなくて、もっと言うと苛立ちさえ感じてきて、、
絵柄もあまり好みではないし思想が親とか先生かとかクラスメイト(そんなあからさまにいじめるかね??てか根本的に杉本さんは理解不能ではあった)とか昭和の雰囲気すぎてついていけないところ多々あり。陽子を悩ませる青猿がほんとに最悪すぎて陽子と同じくらい私も消えろー!!って思った。
何回挫折しようかと思ったけど他の方が仰るように楽俊に会ってから急にびっくりするほど面白くなる。そこからはもう続きが気になりすぎて…って感じだった。

特に鈴と祥瓊と陽子の3人が少しづつ近づいて、出会うところの展開がほんとに胸熱で面白かった…!!3人とも最初は別なベクトルで好きになれないけど各々成長の過程が見えてすごい好きになった。

楽俊が人格者すぎてもう仏…
徳高すぎるよ、、
ねずみの時も人間の姿の時もすき。

浅野くんと杉本さんは厨二病すぎてイライラと共感性羞恥の嵐。杉本が帰り際にいきなり和解すること理解不能すぎた。「いっぱい子供産むね。」はイヤミすぎるだろ、、って一挙手一投足全てがイライラしてしまうよ杉本には、、
浅野くん最初普通だったのに銃持った辺りからどうした??ってなった。よくふたり付き合ってたな、、って思うけどそういうとこ似たようなものだったから納得。

要くんその後どうなったのかが消化不良だった、、けどけっこうな話数かけて丁寧に描写しててよかった。なんで記憶ないのか、どうやって日本に帰ったのか、そこら辺がすごい疑問。
偽りの王を選んでしまったところは胸が痛かった。あと慶麒とのやりとりが愛おしい。

あと終盤で出てきた更夜のその後も気になる。更夜最初好きだと思ったけど六太をあそこまでしてしまうのかぁ、、斡由に拾われて彼しか信じられる人がいなかったし、その人生しか彼は知らなかったのだからなおのこと、、なのはわかる。
最後小松さんと和解してくれて安心。妖魔のこと「大きいの」って呼んでるのかわいい。

珠晶(恭王)はズケズケ言う系のThe女王だったけど言ってること自体はほんとに的をえてるとしか言いようがないんだよな。かわいいけど怖いけど正論しか言わんのよしっかりしてるなぁ、、

ほんとに国によって全然王の治め方が違いすぎてびっくりする。
鈴が仕えてた人ほんとに嫌い。

絶望的な展開と常に隣り合わせだから小松さんみたいな楽観的でいつも余裕がありそうな人がいて緩和されてた気がする。六太と馬鹿とか言い合いながらなんだかんだ国治めてるとこが愛おしい。意外と小松さん大好きなんだよねぇ

人の表裏、自分の愚かさ、人の愚かさ、命の重み、不幸な自分に感傷的に酔ってる自覚、色んなことを考えさせられたなぁ…

絵柄がNHKだなぁ…小説の方が好きかもなので小説読みたいと思いますっっ

あとedの前奏の電子っぽい音が苦手なので絶対飛ばしてた。
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