のあ

機動戦士ガンダムSEEDののあのネタバレレビュー・内容・結末

機動戦士ガンダムSEED(2002年製作のアニメ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

動画配信サービスにて鑑賞。

面白すぎる!
今まで観たガンダムシリーズ(といっても00と水星くらいだが)の中で一番かも。
50話はまあ長いですが、とにかく先が気になって観続けられました。
そんなにぐだる箇所もなく、過不足ない構成はお見事。
途中までしか観ていないファーストガンダムのオマージュっぽいところも多々あり、改めてちゃんとファーストガンダムも観たくなりました。
親友同士を敵味方とするという構図はギアスっぽいですね。

キラはじめ各登場人物にそれぞれ葛藤があるのがとても良いですね。ただのロボットアニメ、戦争アニメというだけではなく、少年少女の成長譚としてもしっかり機能しています。
平和のためには憎しみの連鎖を断ち切らねばならないというメッセージが強く込められていること、戦いで何が解決するのかという問いかけが常にあることが視聴者にも思考を促す良いアニメだと思いました。
20年以上昔の作品ですが、世界で対立の絶えない今だからこそ観るべき作品かもしれないなと。

どのキャラも人間味があって魅力的なのですが、特にフラガがかっこよすぎて終始メロメロでした(笑)
子安史上最もかっこいいキャラでは?(異論はもちろん認めます)
絶対にマリューさんとくっついてほしいと思っていたらくっついたので、本気でガッツポーズしました。
マリューラミアスの三石琴乃はミサトさん、ハロの三石琴乃は月野うさぎですね(笑)
フレイには恐らく制作の意図通りにかなりイライラさせられましたが、バジルールと兼役で桑島法子さんが演じられていることにふとEDを見ていて気付き、感動しました…!途中まで全く気付かなかったです。声優さんって本当にすごい。

たまにある作画崩壊はやや気になります…。
のあ

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