スキップとローファーのオバケ大統領のレビュー・感想・評価

最後まで、「嫌な人」や「悪い奴」が一人も登場しなかったのがすごく好感持てる。志摩くんに辛く当たるあの娘でさえ自分の非を自覚していて、ボロ泣きで反省できる面を持ってる。人は皆良い面も悪い面も持ってる。主人公であるみつみちゃんでさえそうだ。でもそれで良いんだよと優しく肯定してくれて、そこで悩んだり学んだりする時期こそが青春なんだよと言ってくれる、とても素晴らしい良作でした。