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僕だけがいない街のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

僕だけがいない街(2016年製作のアニメ)
5.0
漫画家としてデビューするも、いまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年・藤沼悟(満島真之介、土屋太鳳)。
彼は、彼の身にしか起こらない、ある不可思議な現象に不満を感じていた。
――再上映(リバイバル)
何か「悪い事」が起こる直前まで時が巻き戻る現象。
それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。
……まるで、誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように。
しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる。
自らの過去に向き合う時、悟が目撃する真実とは?
そして、悟の未来は――?
三部けいのサスペンスコミックのアニメシリーズ。
直後に起きる事件や事故の原因を取り除かない限り、何度もタイムリープする「リバイバル」という現象に悩まされている売れない漫画家の藤沼悟が、悟が子供の頃に起きた連続児童誘拐殺人事件を密かに追っている元新聞記者の母親の佐知子が何者かに殺害され罪を着せられ、警察に追われて、子供の頃に子供の姿で「リバイバル」して連続児童誘拐殺人事件を追い犯人を追いつめるタイムリープ・サスペンスミステリーを、友人のケンヤたちと協力して犯人に狙われている雛月加代たちを守り犯人を追いつめるスティーヴン・キングの「It」のような青春サスペンスミステリータッチで、悟たちがタイムリープした経験を生かして狡猾な犯人の裏をかき追いつめる知恵比べのスリリングなサスペンス、悟と親友のケンヤたちとの友情、悟と雛月や愛梨のほのかな恋を絡めて描かれていて、特に悟が真犯人を追いつめる最終回2回は悟たちと犯人のスリリングな駆け引きと悟の仲間たちとの強い絆が凝縮されていて、他人にも自分にも踏み込めない悟やケンヤたちの成長も丁寧に描かれていて、主人公の悟を演じる満島進之介と土屋太鳳などキャスト陣の熱演やアジカンの主題歌も良く、傑作タイムリープ・サスペンスミステリーアニメシリーズ。
「君がいたから、僕は戦うことが出来た」
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