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スターウォーズ:クローンウォーズ シーズン7のQIのレビュー・感想・評価

4.7
“デイブ・フィローニの逆襲”

SWの日(May the 4th)特別レビューw

このシーズンはそれまでのシーズンとは全く違う特別なもの。

ルーカスフィルムがディズニーに買収され、新たな三部作の制作が企画されると『クローン・ウォーズ』はシーズン6をもってとても中途半端な形で打ち切りに。

その後ディズニーの手でクローン・ウォーズのその後を描いた『反乱者たち』が制作され一応の完結はみたものの、ファンのモヤモヤは収まらず…
(#SaveTheCloneWarsなるハッシュタグが作られたほど)

そんなファンの声に応えて制作されたのがこのシーズン7

そしてそのファンのひとりとも言えるのが、本シリーズの監督を務めていたデイブ・フィローニ

というよりも、彼こそが一番本シリーズの打ち切りに納得がいっていなかったはず。

ディズニー側も『反乱者たち』の今一つの反応と、何より新三部作の迷走状態にゴーサインを出さざるを得なかったのでしょう。

そして結果的にこのシーズンはファンの期待に十分応えただけでなく、その後のSWシリーズの方向性を決める重要な作品になったと思います。

特にラスト4話は特別中の特別

ルーカス自身が監修の立場で参加

「A LUCASFILM LIMITED Prodution」というオープニングタイトル

…からのジョン・ウィリアムズのあの曲

ダースモールのモーションアクターを務めたのはep1でダースモールを演じたレイ・パーク

そしてなんと言ってもアナキンのパダワン、アソーカ無双と今後の活躍への期待

もうこの4話を一本の映画にしてもいいくらいに完成度が高く、ファンにとっても納得の出来栄え🤣

おそらくこのシーズン7がなければ、その後『マンダロリアン』『バッド・バッチ』『ボバ・フェット』が制作されることはなかったかもしれません。
(あえて『ビジョンズ』には触れないw)

こうしてルーカスのパダワン、デイブ・フィローニの手によって、SWスピリットは再びファンのもとに“帰還”し、“新たなる希望”が未来へと繋がることになりました。

今後も続々と控えているSWシリーズ作品

ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』が5/27に配信開始。

『マンダロリアン/S3』も年内配信との噂。

それ以外にも『アソーカ』を含む、5作品のドラマ企画が進行中。

さらに映画ではパティ・ジェンキンス、タイカ・ワイティティが新作の監督を務めるとのこと。

もうこれで一生SWファンを続けられそうw

May the Force be with you always!

p.s.
ディズニーさん
何もSWの日にドクスト新作の公開をぶつけることはなかったんじゃないですかね…
おかげでドクスト初日鑑賞を見送ったSWファンがここにいることを覚えておいてください😅
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