シーズン2同様そんなに面白くなかった。
シーズン2で立ち上がってきた「ヒーロー活動の日常生活の両立不可能性」ってテーマは棚に上げられ、そのまま放置されていた。
このシーズンでは新たに「ヒーローの加害者性」ってテーマが出てくるんだけど、シーズン2のテーマも片付けてないのにまた新たな問いに手をつけて、この問いにもまた答えを出してくれないんじゃないかと不信感を抱きながら見ることになった。
シーズン2のテーマもシーズン3のテーマも問いとして斬新なわけではない。その上で答えを出すことから逃げるんなら、一体何を見れば良いわけ?ってなる。
(最後まで見て、結局ヒーローの加害者性の問題は、ヒーローとして頑張ってるのに逆恨みされて辛い、みたいな問題へと矮小化されているように感じた。)
スパイダーマンNWHの数歩手前で止まってるような話を今やる必要はあるのかってのがずっとある。
てか俺はなんでまだ見続けてるんだ。
──その他、細かな感想。
・ラストバトルは面白かった。アクションがかっこいい。
それにコンクエストが勝ち確の盤面で急に「私は孤独なのだ」って自分のセンチメンタルを告白するシーンも面白かった。