【まさかのガンダム全否定！？
“新路線”を用いたＳＦドラマ誕生👏
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「新しいガンダム」を目指して作られた作品。
ただ肝心のストーリー自体に真新しさは意外と少ない。
今作は長編ガンダム作のなかで戦闘回数が少なめなのが特徴。
ガンダム定番である戦争ルートはなるべく避け、『花男』っぽい学園ドラマや企業ドラマ、スポ根モノなどといった本来は別ジャンルが走る路線を使って物語を動かしている。
しかしあくまでもガンダム作品なので、ガンダムらしい要素は残ってるが、ほんとに残りカス程度。
キャラクターのドラマに重点を置いてる感じだが、オチのないギクシャクした人間関係が終始続き、全体的にスッキリしないもどかしさに満ちている。
ただ、だからこそ、いざ戦闘シーンに突入した際の各々の感情の爆発は劇伴の力もあって気持ちがイイ。
けれども、この作品はあくまで「ガンダム未見」「海外ドラマ好き」「衝撃展開大好き」「ガンダムに飽きた人」向けに作ってる節がある。
いつものガンダムを見たい人にとっては本作いつものレールを走ってくれないので、痒いところに手が届かない気持ちになるかと。
【さいごに】
ガンダムらしさがほとんど失われてるので私的には退屈でしたが、ただ平穏な内容から一転してヒリヒリとした冷たい空気感が漂うプロローグと最終話だけすき。
ガルパン好き視点では一度限りの団体戦もお気に入り(←もっと団体戦やれ)
地球が落ちぶれてる設定は面白いので、そこに踏み込むであろう2期に期待。
音楽★★★★★
キャラクター★★★⭐︎⭐︎
ドラマ★★⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
メカデザ★★★★⭐︎
