カタクラ

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールのカタクラのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大団円。
放送当初はウテナか?と言われた今作だか、最後まで見るとオルフェンズのやり直しを感じる。
グエルとシャディク、ラウダのくだりはガエリオとマクギリスだよね。ガエリオはグエル、マクギリスをシャディクとラウダに分けた感じ。オルフェンズの批判点を綺麗に塗りつぶしてきた。

特にシャディク、ラウダで入念に描かれていると感じたのは血統の否定。シャディク親子は血は繋がっておらず、シャディク自身は父親を軽んじているように見えるのだが、サリウスは思う通りに育たなかった息子を、血が繋がらなくとも愛している。グエル、ラウダの腹違いの兄弟の絆は言わずもがな。

プロスペラに救いがあってよかった。
登場人物の選択や願いを、それがどのような結果を生んでも、間違っていても肯定する優しい最終回だった。
めいいっぱいのの祝福を君に。
カタクラ

カタクラ