機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールのむのネタバレレビュー・内容・結末

グエルくん地球編くらいまでは結構良かったんだけどその後の展開はあんまりノれず盛り上がれず気づけば終わっていた。
キャラクターそれぞれの結末に関してはそこまで不満はない。でもドラマとしての積み上げがそれほどなくイマイチ入り込めなかった。特にデリングずっと放置状態なのは萎えた。
その辺りが掘り下げられることもなく、大人世代の殺伐とした闘争と子供世代のぬるい平和主義（ただしエリートに限る）がどうにも噛み合わず、消化不良のまま流れていきなんか丸く収まったという感想。
これが例えばゲームだったらもっと面白かったかもしれない。サブテキストで世界観補完したり、個別クエストで各キャラクターそれぞれのエピソード補完したり。2期だとあまり意味を成さなかった学園要素もゲームなら楽しいかも。
アニメ24話でひとつの話の流れの中でこれだけの組織やキャラクター数の群像劇はちょっと無理があったような気がする。
主役たちの話に絞っても印象的なシーンがほとんどないのは残念。下敷きにしているシェイクスピアのテンペストのようなカタルシスもなかった。