ゆず

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第2クールのゆずのレビュー・感想・評価

4.0
振り返り特番でストーリーをまとめてもらった時はすごくよく分かったが、次の週また本編が進み出すと「???」になってしまう私の理解力の無さよ…💦

軸としては、プロスペラお母さんの計画とそのために利用された娘スレッタの物語があり、そこにミオリネや各企業の御曹司たちの成長や葛藤、大人たちの陰謀が絡んできてごちゃごちゃ。
やたらと多い脇役キャラの整理もまったく追いつかない感じだった。

3クール以上の長いスパンでじっくりと描いてほしかったなあ…と詮無いことを考える。
せっかく学園ものなので、地球寮の面々にクローズアップした回とかそれぞれあっても良かったと思うんだよね。アーシアン差別もそれほど描かれてなかったし…。
そういう時間を重ねた上で終盤に団結するみたいな展開なら否応なしに感動したと思うんだけど、全体的にテンポが速いせいで、どこに感動すればいいかも分からないまま終わってしまった感じ。

私の観測範囲では、同性婚というテーマを初回にぶち上げておいて、それを最後まで避けるような演出に文句が上がっていた。
私も、さもガンダムシリーズをアップデートするかのように鳴り物入りで始まった割には…という感想。
掴みどころがないガンダム作品…というのが正直な感想かもしれない。
ゆず

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