このレビューはネタバレを含みます
" 個性 " という特異体質がほとんどの人に発現し、その特性を活かした「職業:ヒーロー」が普及した世界で、" 無個性 " ながらもヒーローを目指す、緑谷出久(いずく)の物語の2期。
体育祭、たしかにちょっと長めではあるけれど、わたしはだいすきだった。予選でかっちゃんとしょーとを差し押さえて、会場に戻ってきたデクを見て、デクままと一緒に泣いたよね。てかプレゼント・マイクの実況がすげーいい味を出していて、すき。「序盤の展開からこの結末を誰が予想できた?今一番にスタジアムに帰ってきたその男、緑谷出久の存在をーーー!」ってところ、何十回もみてしまう(笑)
からの騎馬戦で、やっとやっと本命の常闇くんが🐦⬛♥︎「ダーク・シャドウ」っていう攻防一体化の個性がまじでかっこいい。つゆちゃんもかわいいし、リミッター外れたおちゃこもなんかすき(笑)
ここで急浮上したのが、かっちゃんです。かっちゃん、1期で悔しい思いをしてから、面構えがぜんっぜん違うのよ。相変わらず悪態はつきまくり、口も悪いけれど、少しずつ彼の魅力に魅せられている感じですね。中学時代までは誰にも逆らわれなかったけど、雄英ではいじられキャラにもなってきていて、なんだか愛らしささえも感じるんだよね・・・。しょーととのバトルで不本意ながら1位になって、大暴れして拘束されてたのもかわいい(笑)打倒オールマイト戦で「怒鳴らないで!だからいつも会話にならないんだよ!」と、かっちゃんと喧嘩するシーンもすき、正論すぎてわらう。ちゃんと共闘したのもさすがの胸熱。デクが表側の主人公なら、かっちゃんは裏側の主人公という感じ。全く違うふたりのキャラクターが、それぞれの個性を持ち、それぞれの苦悩と戦う。その他のみんなの成長も、すごくたのしみ🌿
ステインという強敵ヴィランの登場は、今後のストーリー展開的にかなり大事なところだよね。自分の兄を再起不能にさせた敵討をとろうとする飯田に、「目先の憎しみに囚われ、私欲を満たそうなどヒーローから最も遠い行いだ」と言い放つステイン。ヴィラン側にもよさがあるのが、ヒロアカのおもしろいところだと思う。
一件落着しているようで、ずっと不穏な空気は流れ続けている。オールマイトの終わりが見え隠れしてきていて、こわい。3期もたのしみです〰️😖