最後の荼毘、トガ決着と個性なき戦いの3話は凄かったです。とても良かった。この4.7のスコアはこの3話だけのものです。
でもヒロアカが好きだからこそバッサリといいますがそれ以外はマジでアニメにする必要はないレベルです。
(以下個人的な思いです。)
・7期まで見てて今更振り返りとかいらない。
(最初の4話がどう考えても尺稼ぎ)
・動かない。ループアニメーション、画面効果やエフェクトで動かしてるように見せてるだけで実際全然動いてない。アニメなのに。
・氷叢の血関係のカット。作品内の社会問題を解決していく話なのにこれはない。後の火事場の馬鹿力のシーンの意味合いが薄くなるというかご都合が増した。
・原作エアプ。セントラル戦、解放軍の異形の先導者「青臭さに打たれる胸はとうにヒトにつぶされた!!!」と叫ぶシーンで彼は解放思想のポーズを取るのですが、アニメではデコに親指立ててるだけ。なんじゃこりゃ。
・極めつけは馬鹿みたいに高クオリティな映画を出してきたこと。本編蔑ろにしてあんまり関係ないサイドストーリーに力入れるとか普通に馬鹿にされてるみたいで不快。映画は良かったですよ?
テーマが錬金ってのも過去にすがってる感がどうしても出る。
堀越先生はアニメで出来ない漫画ならではの構図やコマ割りで迫力を出せるよう頑張るとおっしゃってました。
これは初期のアニメが原作を踏襲しつつもそれに合うような動きをプラスして迫力が出るように「動かしていたから」です。
現状アニメのほとんどは「漫画の方が動いてる」でしかありませんし、元に比べると迫力も寧ろ下がってます。
キャラクターのコスチュームがごちゃごちゃしてるから動かしづらい。原作の画力が高すぎる。どれも全て言い訳です。それを理解して、会社の威信を、プライドをかけて動かすと決めたのなら責任持って動かしている欲しいです。
ヒロアカがこうも愛されているのは作画もありますが何より物語が面白いからです。アニメはそれで何とか生きてるイメージです。
ヒロアカブランドだからなあなあで作ればまあまあ売れるだろうと、そういうアニメに感じてます。
6期の全面戦争から怪しかったですが、終盤までこの調子ならマジで焦った方がいいと思います。
ワンピース、ドラゴンボール、呪術廻戦、鬼滅の刃、ブリーチ、ナルト...これら一億部売れた作品に比べてヒロアカはどうしてこうなってるのかと悲しい思いで見てました。
僕の好きな作品が、一億売れた漫画が、ジャンプを支えた大黒柱が、映画に気をとられて、回想で足りない4話の尺を稼いで、動かしてるように見せた画面で、こんな半端な中堅アニメでいいのかと...
来年のファイナルシーズン、勿論見ますが先に発表されたガチアクタに加えて一年(ないぐらい)の短い製作期間であまり期待とモチベーションは高くないです。ドウシテ...ドウシテ...