人類が滅んだ世界。
そんな世界に存在するのは、人類の為に戦うアンドロイドのヨルハ部隊とエイリアンの置き土産のロボット達。
人類が滅びた理由はニーアレプリカントで語られた。
だから俺は知ってる。
けど、ヨルハ部隊には人類の死は知らされてない。
その世界には人類はいない。けど、アンドロイドもロボット達も生きているように見える。
生きているように争う。
感情をぶつける。語り合う…
彼らは人類の真似をしてる?
そうかもしらん。けど、観ている俺は、彼らに命を感じる。
人間とは違うんかもしらん。バグなんかもしらん。それでも考えてしまう。
生とは?死とは?
それ以上に、感情とは?人格とはどこから来るのか?
フィクションなんは分かってるけど、考えてしまう。
アニメ自体は全てを語っておらず、場面場面を切り取って観せているような感じで、難解。
答えを探すには判断材料が足りない。
ただ、考える事は出来るし、人それぞれの考えをその余白に感じる事が出来るのは、今作の良い所でも悪い所でもある。
今作を観た先に何を考え、何を想うのか?心に刺さるものを抜くか抜かないか?
観た者に委ねられてるのは残酷でもあり、優しさでもある。
こんな書き方しか出来へん…
こんなに揺さぶられてるのに…