ちょっと魔法でばんそうこ

どろろのちょっと魔法でばんそうこのレビュー・感想・評価

どろろ(1969年製作のアニメ)
3.7
『三つ目がとおる』同様、問い合わせたものが追加されて嬉しい。

 (1969) フジテレビ
モノクロ
1967〜1968年 連載
●2022年1月9日〜2月6日 鑑賞

*個人的 手塚治虫作品 4番目に見たやつ*
⚪︎オープニングクレジット
音楽:富田 勲
演奏:フールサンズセレナーダス
「どろろの歌」 作詞:鈴木 良武 作曲:富田 勲 歌:藤田 淑子
制作:虫プロダクション

[afterword]
第14話からの路線変更による迷走は、大人になってから見ている自分としてはかなり残念だった。ネットで情報を集めなくても、その変化は容易に感じとれるものだった。
要加筆。

◻︎第1話 百鬼丸の巻・その一 
雲龍寺  地獄堂
醍醐景光(だいご かげみつ)。
ウンケイの子供・ウンガの作  魔像?(まぞう) 48体
聖人(しょうにん)殿
目、鼻、口、手、足 お前たちで分けるがよい。
稲妻の轟とともに額に〆の傷が。

「今はなぁ、侍ぇが人の命を無断で盗んでる世の中だぁ。俺たちが食いもんぐれぃ盗んだからって、大したぁこたぁねぇんだぞ、このクソったれ坊主ぅ」
足軽(あしがる)
死霊(しりょう)

◻︎第2話 百鬼丸の巻 その二
芋虫の化物のよう  酷な定め(さだ-め)
人身御供(ひとみごくう)として捧げた
15年  天涯(てんがい)の孤児 向(む)こう気の強い小僧
医者の「じゅこう(?)」(←寿光) 医術
木と焼き物とで入れ目(いれめ)や義手や義足など。
脈がない 心(しん)の臓(ぞう)が動いていない
大将から'はいろう'? した名刀(めいとう)
盲(めくら)の琵琶法師(びわほうし) 妖怪変化(ようかいへんげ)
俺みたいな片端(かたわ)にゃあ、無理だよ。
村の焼け跡 寺 孤児(みなしご)たち
'みお'という娘
口幅ったい(くちはば-ったい)ことを言うな。
涙が流れる

◻︎第3話 万代(ばんだい)の巻 その一
紅蓮(ぐれん)の炎
風鈴らしきものの音
万代様
滅多なことを言って村人たちを脅かすことは私(あたし)が許しません
井戸の部屋
 Q.あの野良犬の名前は「のった」?それとも「のた」?
追記) 小さな烏帽子を被せてもらった「のた」
横道 緑のどろどろ
あくどい化け物とそうでない化け物
竹藪(たけやぶ)
 ✏️録音のぷつぷつとした音が心地よい。

◻︎第4話 万代(ばんだい)の巻 その二
初めて蓄えができた年から。
金小僧(かねこぞう)
触らぬ神に祟りなし
破れ枕(やぶれまくら)  人面瘡(じんめんそう)
鐘の下敷き  本物の足
 ✏️ザーザー降る雨が浮世絵のそれのようだった、歌川広重みたいなの。
「どろろの歌」、松島みのりと藤田淑子のコンビネーションが良い。

◻︎第5話 無残帖(むざんちょう)の巻 その一
天下をふたつに分けて荒れ狂った応仁の乱が終わろうとしていたその頃
百姓たち  野盗(やとう)
ひどい日照り (熱病)
悪い思い出は何度でも思い出す、生涯忘れちゃいけない
お自夜(じや)  頭(カシラ)
イタチ  水呑百姓(みずのみびゃくしょう)だった頃のことを
武家屋敷(ぶけやしき)だけダ
火袋殿(ヒブクロどの)  代官
牢(ろう)の鍵
「ひでえ砂嵐だ 上役(うわやく)はみんなウチん中 入っちまって下っ端は損だい」
風上(かざかみ)に逃げろ
鋸(のこぎり) 物置き小屋

◻︎第6話 無残帖の巻 その二
四年
落武者と百姓
さあ、早く、お百姓衆(しゅう)にお返しするンだ
鬼の霍乱(かくらん)
百里でも二百里でも歩いてやっから
姫さま うめみや様からのお恵みだ
牛車(ぎゅうしゃ) ※=ぎっしゃ
御仏(みほとけ)のお慈悲を
「そらあかん、入れもンがないんなら、おかゆはやれんがな」
「ぁんなアホなことを。こんな熱いおかゆを手で受けたら、ただれてしまうがな」
おっかちゃん
ここいらの妖怪や死霊の笑い声だぜ
笑いこけていやがるんだ

◻︎第7話 妖刀似蛭(ようとう にひる)の巻 その一
剣客(けんきゃく,けんかく)  念力
宿無し犬  おすし  護符
イチョウの葉
血止め薬(ちどめぐすり) 足軽 五年
仁木 田之介
 ✏️この時代に放送されたのものを見ると、当時の、娯楽が何もなかった時代を慮(おもんばか)れる。視聴者をテレビジョンの前に留めておかなければならないという余計な施策(しさく)がなく、ただ作品を愉しむことができる。放送年の1969年というと私の父の生まれた年だ。

◻︎第8話 妖刀似蛭の巻 その二
秘密を知っている大工たちは殺さねばならない

◻︎第9話 ばんもんの巻 その一
板塀(いたべい) 野狐(のぎつね)
朝倉(あさくら)の間者(かんじゃ)
「その首を引きちぎってやるから伸ばしてみろ」
芋侍(いもざむらい)、ほげたら共(ども)
隻眼の多宝丸(たほうまる)
母上  片端(かたわ)
 ✏️OPアニメーションが変わった。EDアニメーションはそのまま。

◻︎第10話 ばんもんの巻 その二
トガシ様  スケロク   浮浪児(ふろうじ)
北と南  蓑虫(みのむし)
法螺貝(ほらがい)  暁(あかつき)を突(つ)いて

◻︎第11話 ばんもんの巻 その三
ばんもんの丘

◻︎第12話 白面不動(はくめんふどう)の巻 その一
おっかちゃん 握り飯(にぎりめし)
悪い運をしょいなすった
滝 不動明王(ふどうみょうおう)
行者(ぎょうじゃ) 水垢離(みずごり)のやかた
土左衛門(どざゑもん) いちばん凍っているのをあげよう
『第12話予告は、音声素材のみ現存していたため、
 音声のみの収録となります。』

◻︎第13話 白面不動の巻 その二
ひょっとこ  カビ

◻︎第14話 妖怪かじりんこん 〈テレビ用〉
あまのじゃく 300年前 悪鬼(あっき)の顔
一口齧り(かじり)  角と尻尾と翼  声

◻︎第15話 いないいない村 〈テレビ用〉
暴れ牛 たわらごろべえ(武者修行)
おまわり、ちんちん 四方を岩山に囲まれた村
またたびの木  両の耳

◻︎第16話 妖馬みどろ
軍馬(ぐんば)

◻︎第17話 妖怪どんぶりばら
すいか 水っ腹(みずっぱら)
へその絆創膏  もう片方の目 28匹目

◻︎第18話 海獣ビラビラ 〈テレビ用〉
銛(もり)  歯
『第18話予告は、音声素材のみ現存していたため、
 音声のみの収録となります。』

◻︎第19話 雷火犬(らいかけん) 〈テレビ用〉
闘犬

◻︎第20話 おんぶら鬼 〈テレビ用〉
子守 11枚
ねんねんころりよ おころりよ
背骨

◻︎第21話 まいまいおんば
月  足
 ✏️予告編ではともかく、本編で「オッケー」って言っちゃってるじゃん(笑)
ふたりの共同作業 !

◻︎第22話 妖怪もんもん
おちい  オオナメクジ
 ✏️のた のなんとたくましいことよ。

◻︎第23話 人食い大木 〈テレビ用〉

◻︎第24話 四化入道(しけにゅうどう)
暑いも寒いも感じない イワナ
荒屋(あばらや) 古寺(ふるでら)に似つかわしくない
樵(きこり) あにき、手が焼けてるよ
 ✏️どろろ、五歳だったのか

◻︎第25話 妖怪土坊主(つちぼうず) 〈テレビ用〉
名うて(な-うて)の ものぐさ乞食
尻の字を消す 皮膚
 ✏️この時代の百姓はみんな草履など履かず裸足だったのかな、1話目からそう描かれているからそうなんだろうな。

◻︎第26話 最後の妖怪
風来坊(ふうらいぼう)  右腕
一年前 仕官(しかん)  約束の刀

その他メモ;
14、15、18、19、20、23、25話は原作にはないテレビ用オリジナルストーリー。