明宏

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズの明宏のレビュー・感想・評価

-
ep.1 海賊の大事な宝物
沈没船の中で200年間宝探しごっこをし続けるネズミの話。いきなり変な話で怖い。
レスキュー・レンジャーの説明が特に無いんだけどディズニーのテレビアニメってこんな感じなのかな。ガジェットが可愛い。

ep.2 ネコ、誘拐のピンチ
電気がテーマのエピソード。レスキューレンジャーは警察署がアジトなのかな?そこで事件を探している様子。ロボット犬のノリがタツノコプロみたいな感じだけど、タツノコプロがそもそもすごくディズニーっぽいのかもしれない。大量の猫ちゃんの静電気で発電しようとする科学者というなんとも可愛らしい発想。 

ep.3 ハロー!エイリアン
スターウォーズ、エイリアン、遊星からの物体X等のパロディになっている回。あと食もひとつのテーマか。20分尺があると、1組の話をやるには長いからどのエピソードも中盤は2組に分かれて描かれているね。警察署じゃなく木の中にアジトがあるのか。

ep.4 ヒーローはつらいよ
「僕はヒーローなんかじゃない。タレントなんだ」という台詞が聞けるこの回は映画版に向けて観ておくとひとつ階層が増えて楽しめるエピソードかも。スーパーヒーロードラマの俳優のお話ってのはまさに映画版レスキューレンジャーズの筋書きだよね。今回から何やらヴィラン的なキャラが登場したぞ!ビッグファットキャット?

ep.5 21世紀宇宙の旅
宇宙開発が題材のこのエピソード。
「さすが天才少女!ガジェットには頭が下がるわい!」というモンタリーの台詞通りガジェット大活躍の回。手袋宇宙服が可愛い。21世紀ではないんだからこんなタイトルにわざわざしなくてもいいんじゃないかな。

ep.6 南の島でサバイバルの
水の色が綺麗ショッキングパープルで可愛い。デールはなんだかんだチップ頼りなとこも良いね。チップもそれに答えてあげるし。
「勝手に遊ぶなこのハンドバッグのなり損ないめが!」モンタリーのセリフが結構凝ってて面白いのかもしれない。

ep.7 変装でスター誕生
おおよそスパイ映画だね。
ガジェットとタミーがキャットファイトにならず、むしろガジェットがタミーにも優しいところが良いね。チップも良いキャラだね

ep.8 お屋敷でミステリー
シャーロックホームズオマージュ回。名前はインディーからもとってシャーロック・ジョーンズ。なるほど。
優勢チームが何度も入れ替わってその度解決案を出していくような展開がなかなか見応えがあった。2回連続チップもフィーチャー回だけど、チップのめんどくささも出てきて良い。

ep.9 危険な女王蜂ロック
この研究者の女の人アメコミの敵キャラ見たいだ。音で蜂の群れを操作して、車を運転したりドリルにして穴を開けたりハチミツでものを接着させたりといろんなアイデアが出てて面白い。音の波形と蜂の群れの形を合わせるというアイデアもあるし。
初のジッパー回かな。女王蜂の声が林原めぐみというのも良い。

ep.10 珍鳥の卵を返せ
話のスケール感はバグズライフなんかに似てるんだけど、このエピソードはコレクターを相手にすると言う点でトイストーリー2にちょっと似ている。モンタリーはナッツとセロリで何を作ろうとしていたんだ?

ep.11 とんだカーペット
犬小屋が飛んだ仕組みからラストの大きい仕掛けの飛躍も面白い。この5人組のキャラクターのバランスがやっぱり良いね。

ep.12 優しい森のクマさん
モンタリーって元軍人なのかな?戦闘に参加したみたいな話も一回あったし。
さて、チップみたいな頼りにはなるがちょっとうざい彼氏か、デールみたいに頼りにはならないがめちゃくちゃ可愛い彼氏かどちらを選ぶかという問いがそろそろ立ち始めるな。モンタリーという人もいるだろうが。

ep.13 お助けチーム誕生1
チーム結成のお話ということでガジェット、モンタリー、ジッパーはまだ未登場。クローンウォーズのときも思ったけどアメリカのアニメって何の説明もなく順序入れ替えるのが普通なのかな?このタイミングでこの話が来ることに不満はないけど、自分が子供だったらこの話からまず見たいし、途中でやるならそれなりにそういう導入にした方が混乱せずに済みそうだけど。
お話は、ノワールっぽくてちょいボケ少なめ。途中歌唱パートが入るという、ディズニー長編アニメみたいな作り。そういう意図なら5話まで毎回歌入って欲しいけどどうだろうか。ファットキャットの曲に誰よりもノリノリの2人が可愛い。

ep.14 お助けチーム誕生2
おっ、注意書きが出た。わんわん物語の双子のシャム猫登場!でもわんわん物語より可愛くないぞ…笑 
主に出っ歯と英語のイントネーションの部分がステレオタイプ的なのかな。ノワールテイストのアニメにチャイナタウンが出てそれが、他作品の敵キャラって結構熱い展開だけどそんなに出なかったね。あとチップがいつのまにか帽子被ってるのはなんなんだよ。

ep.15 お助けチーム誕生3
クローデンが直接電話かけてくるところが面白かった。ルビーを名乗ってるところがひにくがきいてて皮肉が効いてて面白い。
そしてガジェット登場!天才発明家だけど、ちゃんと抜けてるところもあって魅力的なキャラだね。あと、氷を切るロボットの動きがカッコ良かった。氷の世界に二足歩行のロボとなると帝国の逆襲の冒頭を思い出す。

ep.16 お助けチーム誕生4
ニムナル教授は吹き替えの人の独特なコミカルさによってとても可愛いキャラになっているんじゃないかな。フランスコンビもなかなか良かった。しかしこの警察署のブルドッグは今後も登場するキャラなのかな?氷が何のために使われるかというのも気になるが、チーム結成エピソードもいよいよ次回最終。

ep.17 お助けチーム誕生5
ロジャーラビットやバットマンのジョーカー関連でよく出てくる落ちるとやばい緑の液体が本作でも登場。都市で最も危ない場所は薬品工場ってことなのかな?
それが巨大ゼリーで揺らすと地震が起こるという奇想がおもしろ可愛い。
敵味方で形成がコロコロ逆転していくところがやっぱり面白い。

ep.18 お父さんは冒険王
港にある小動物用の小さいシーフードレストランの入り口がムードがあって良い。
このエピソード普通に面白いな。ファットキャットが使う動物に自分を別の動物だと錯覚させる機械が面白くて、サメをニワトリと錯覚させて毎日キャビア産ませて大儲けとかかなり面白い。そのあと馬になったり、部下が犬になったりと展開があるのも良い。チェダーチーズが最後ちょっと切ない感じになったところでカマンベールが登場するというテンポもバッチリ。

ep.19 あら⁉︎魔法のランプ
そろそろファットキャットの部下の名前でも覚えるか。もぐらのモール。ネコのメップス。トカゲのワート(ロシア系のイメージ?)。ネズミのスノート。
何も起こらなかったという気が利いたオチだね。

ep.20 新発明は幸運のカギ
運やジンクスを信じてる発明家。テーマは運だね。そしてガジェットがはっきりと運は自分で作り出すものだというのが面白い。運そのものを発明するのだという物づくり精神に満ちたガジェットならではの台詞。お料理ロボットが登ってくるときの動きがキモくて良いね。

ep.21 空飛ぶ宝石ドロボー
基地をジムがわりにして運動しまくってるのレスキューレンジャー史上1番面白い。
この回作画がちょっと悪い気がする。顔が可愛くないシーンが多い。
でも、お話的には運動したり、お風呂入ったり賑やかで可愛い回
原題のBATTLE OF THE BULGE とはベルギーで行われたナチスドイツと連合軍との戦いのことらしい。バルジとは膨らみの意味で、ドイツ戦線の形を表していたらしいがこのエピソードでは膨らんだモンタリーのお腹を刺しているよう。(果物の形状もかかっている?)

ep.22 ユーレイ大好き
水滴を顔に受けたデールが「ああもう ふやけちゃうぅ」と言うのが可愛い。ギロチン目の前にして言うセリフかよ笑
急にロンドン来たけどあんまり地理的なことは気にして作ってないんだろうな。イギリスといえば霧と古城と肖像画と幽霊というのもよくわかった。オオヤマネコの着ぐるみもキュート

ep.23 動物園は大パニック
いろんな種類の動物が出てきて楽しい。
中国系への目線。
ピーナッツを燃料に穴を掘る龍のメカなど楽しい。

ep.24 ジッパーの巨大体験
ニムナル教授登場!やはりこれ吹き替えの人の発音の独自性がすごいよな。それだけでめちゃくちゃ面白いキャラになっちゃってるよ。
トレンチコート着たジッパーがシュール。モゾモゾ背中動いてるけどあれじゃ飛べないだろ笑

ep.25 おもちゃの列車強盗
寝ぼけたデールが可愛すぎる。
ちゃんとしなきゃという意識もありつつ睡魔に襲われてふにゃっとしちゃってるのめちゃくちゃかわいい。

ep.26 困ったステージワニ
前回は寝る間も惜しんで深夜の映画を観ていたデールが今度は映画館に行こうと提案。だらっとするのも映画観るのも好きなデールの方が我々に近い存在かもね。
そんで今回はオペラ座の怪人をベースにしたような話で、敵のワニが非常に魅力的。オペラ座同様、劇場の地下に住んでいてオペラに執着がある。面白いのは賛否それぞれの批評家をうちに秘めているという多重人格的な造形。同時に、プロに憧れるアマチュアにありがちなのかもしれないね。リアクションをやたら妄想してしまうというか。レスキューレンジャーシリーズでもっともイカれたヴィランじゃないかな。ファットキャット以外にもレギュラーヴィランが居て良いと思うから是非このオペラ狂のワニをたびたび出してくれんかな。(多分出ない)

ep.27 ドリームドリンク
ソーダ教のマイロンが相談(ソーダん)したいことがあるらしい。
ガジェットの発明って実は結構頼りないのでは?みたいな話でもあるのでこれはぜひガジェットのゴーコースターに乗る前に見たい一遍ですな笑
新興宗教の崇拝対象がコーラとそのCMってのはなんとも面白い皮肉じゃないかい?資本主義こそが何よりもカルトだ!というふうにも見えるし、リベラルだって資本主義の奴隷だろと言ってるようにも見えるし、消費社会とカウンターカルチャーが終わったその先に真に科学的な時代が来ますよという話にも見えなくはない。

ep.28 なぞなぞリング
ラストシーンまでモンタリーがこんな変な格好してることにきづいてなかった。

ep.29
人間が狼に変身するのは見たことあるけど、逆は初めて見た笑
どうでも良いですが、ハリーポッターのアプリゲーやっててちょうどルーピンとトリカブトが出た直後にこのエピソード観たという偶然が起きました。
もみあげ等プレスリーのイメージをちょっと重ねてるみたい。そして、俺が好きなニムナル教授登場。この人はどんなセリフや音でも発声すればそれだけで超面白い。
ニムナルの狼バージョン結構かっこいい気がする。髭のオレンジがアクセントになってるし、めちゃくちゃ分厚い眼鏡かけてる獣というのも珍しいデザイン。
デールのナードみが強いな

ep.30 ロボキャットの秘密
冒頭の博士は初めて観た。
このブルドッグ、レスキューレンジャーズ結成時の警察犬に似ているな。
ゲームを直したガジェットに対して一言多いチップ「飛行機の修理もこうだったらいいね」

ep.31 ガジェットは人気者

お〜 『アルジャーノンに花束を』のパロディ回だ。チーズの香りで最も近い経路を見つけるという愉快でパロディとしても上手い。「今のうちに体に油でも塗っておくんだ。バーベキューにされた時のために」とまたもやモンタリーが気の利いたセリフを。ジッパーが羽で足の裏冷やしてあげてるの可愛すぎる

ep.32 強竜はおともだち
この回丸々リマスターされてないんだ。ステギーとデップの関係性がなんとも愉快。外から来た存在を自分たちより下等だと思いがちだよね

ep.33 大好物はシーフード
レスキューレンジャーズが動物を助けることに限定して活動してることが初めて明言されたのでは?そしてチップが科学捜査が1番だとも。これはこれまで見ている限り学校疑問だけど笑
ちょっもシーシェパードっぽい扱いなのかな?船はモロノーチラス号だけど、海水で満たされてるというのが面白いアイデアだね。元ネタのネモ船長ってこういう人らにはむしろ嫌われて然るべき人な人にも思えるけど。
ん⁉︎調べたら元ネタのノーチラス号にもパイプオルガンがあるんだ。パイレーツのフライングダッチマンもヴェルヌを元にしてたわけね〜 とてもスッキリした。そのパイプオルガンをタコに弾かせるっての偶然アイデアが被ったってことっぽい。いろんな海洋生物が乗り込んでるというのもにてる。

ep.34 博士の危険な発明
秘密兵器で遊んじゃいけない理由が「怪我したらどうするの?」という結構甥っ子思いのニムナル博士。

ep.35 運命のカーニバル
死ぬジェスチャーめちゃかわ。
迷信を全く信じないつまんない男チップのお話。チップのこういう微妙なところを取り上げる回結構好き。
アメリカの遊園地にある、鏡貼りの迷路みたいな建物一回入ってみたいな。
明宏

明宏