竜VS人類
竜を狩る神童レオを守るために極限まで強くなったラグナ。
竜の「翼の血族」でありながら竜を滅ぼさんとするクリムゾン。
2人が手を組み、時に反目しあいながら戦うバトルファンタジー。
朽ち果てたビルや車両、銃器が存在するあたり、現代の文明が過去の遺物となっている遠い未来なのかな。
翼の血族や竜たちの人間に対する冷酷さなどから、かなりハードな展開が多め。
かといって人間たちには人間たちの、竜たちには竜たちの仲間を思いやる気持ちなどが描かれてたりもする。
素直なラグナと違い、クリムゾンの冷徹さ、狡猾さ、打算的な性格はなかなかのもの。
だからこそ上手く噛み合わなかったりする。
そして本作の重要人物である銀器姫スターリア。
生まれつき両腕のないカリスマ。
ハードな展開の中でも、彼女のラグナに対する反応には笑っちゃう。
もう1人のコメディリリーフがスライム先輩。
「クソ人間」が口癖で人間を見下してるし、クリムゾンに盲従してるけど、何か憎めないし、その言動が面白いんですよね。
この1期2クールは世界観やラグナとクリムゾンの紹介から竜王アルテマティアとの戦いがメイン。
後半のアルテマティアの一団と銀装兵団の戦いは熾烈を極め、どんどん人も竜も死んでいく。
このあたりはかなり面白かった。
終盤のラグナVSウォルテカムイのバトルはもはや訳分からんドラゴンボール的な感じになっちゃってたけども。
しかし1人目の竜王との戦いでこんなに壮大な戦いになるなら、他の竜王たちはどうなるんや。
果たして2期はあるんだろか。
個人的には結構面白かったのでやって欲しい。