このレビューはネタバレを含みます
2011年に放送された、STEINS GATEの続編。というよりその補完とも言うべき作品か。
今作品では、人間の感情に近い機能を持った人工知能「Amadeus」という存在が、今作品のSF要素となっている。AIによる会話機能アプリが開発されている現代においては、前作のタイムリープより身近に感じられる。
前作を知っている身からすれば、序盤かなり暗い展開が続く。主人公の岡部倫太郎の厨二病キャラも消えている。だが、カタルシスは前作よりも強く感じられる。随所にドラマチックな演出がなされていて、思わず涙が止まらない。
STEINS GATEを観て感動したけど、ゼロで展開が滅茶苦茶になって感動が薄れそうで観るのが怖い、という方には是非とも一度観てほしい。絶対に後悔しないです。