りあ

シュタインズ・ゲート ゼロのりあのネタバレレビュー・内容・結末

シュタインズ・ゲート ゼロ(2018年製作のアニメ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

1話 零化域のミッシングリング
いくつもの世界線を巡る無限の彷徨。その過酷な旅の中で岡部は紅莉栖を死の運命から救い出す事を、ついに諦めた。そして再び大学に通い始めた彼は、平凡な日常に埋没していく。それでも心傷を癒やしきれず、メンタルクリニックへの通院を続ける岡部の中で、いつしか白衣を纏った「鳳凰院凶魔」の顔は封印されていた。

2話 閉時曲線のエピグラフ
ヴィクトル・コンドリア大学のレスキネン教授によるセミナーに出席した岡部。そこで展開された理論は、「人の記憶をデータ化して保存する」というかつて紅莉栖が提唱したものだった。そして、人の記憶や感情、心をベースに構築された人工知能「アマデウス」のデモンストレーションが行われる。


3話 双体福音のプロトコル
紅莉栖の8ヶ月前の記憶をベースにした人口知能「アマデウス」のテスターとなった岡部。アマデウスの反応は紅莉栖そのもので、岡部はまるで紅莉栖が戻って来たかのような錯覚に陥る。そんな中、まゆりの発案で、彼女コスプレ友達も交えたクリスマスパーティー開催する事になる。

4話 亡失流転のソリチュード
「アマデウス紅莉栖」に接しているうちに、まるで本物紅莉栖がそこにいるかのように錯覚しはじめる岡部。そんな彼を見ていられず、真帆は「ここにいるのはアマデウス。牧瀬紅莉栖じゃない」と非常な現実を突きつける。その瞬間、岡部は世界が歪む感覚にとらわれる。それは久しく感じることのなかった、世界線を移動する「リーディング・シュタイナー」だった。

5話 非点収差のソリチュード
鈴羽と共に未来にやって来た椎名かがりの捜索を始める岡部。ダルの以来でやって来た捜索の専門家は、別に世界線でまゆりを幾度も殺害したラウンダー「桐生萌郁」だった。このタイミングで再び目の前に萌郁が現れたことに、岡部は強い不安と疑念を抱く。

6話 軌道秩序のエクリプス
るかがラボ連れてきた、記憶喪失の少女。その姿を見た鈴羽は、彼女こそ12年間行方不明になっていた椎名かがりだと確信する。なぜなら、かがりが「ママに貰ったお守り」だと言って大切にしていた「うーぱ」の人形を、その少女が持っていたからだった。だが少女は何も思い出す事が出来ず、行方不明だった12年間の事は空白のままだった。

7話 振電遷移のエクリプス
ラボで行われているお正月パーティが盛り上がる中、突然「アマデウス紅莉栖」接続が遮断された。さらにその直後、銃で武装した覆面の男たちがラボを襲撃してくる。かつて別に世界線で「ラウンダー」の襲撃を受けた際に命を落としたのはまゆりだった。だが今回狙われたのは....。

8話 二律背反のデュアル
アクセス不能の「アマデウス紅莉栖」から届く、助けを認める声。その直後、岡部は世界線の変動を感知する。気がつくと、握りしめたスマホからは「アマデウス」のアプリが消えていた。そして目の前に以前と変わらぬ姿の紅莉栖が現れる。そこは、紅莉栖が存在している「α世界線」だった。

9話 永劫回帰のパンドラ
「α世界線」で紅莉栖と再会し、束の間の逢瀬を果たした岡部。病院のベットで目覚めた岡部は再び「β世界線」と帰還していた。すべてもは元に戻ったかのように思われた。だが、岡部が眠っていた間にも「アマデウス」の乗っ取りに続き、彼ら身の回りにはいくつかの不穏な事件が起きていた。

10話 存在証明のパンドラ
明晰な頭脳を持つ後輩・紅莉栖に憧れ、尊敬していた真帆。それと同時に彼女はどうやっても追いつけない天賦の才能に、ひそかに劣等感を抱いてもいた。そんな真帆の元には、紅莉栖の遺品が残されていた。それは生前、彼女が使用しその思考が記録されているノートパソコンだった。

11話 存在忘却のパンドラ
真帆が紅莉栖のノートパソコンの解析を頼んだ“専門家”は橋田至“だった。真帆がこれ以上深入りしないよう、岡部はタイムリープマシンの真実を話す事を決意する。しかしそこへ再び不穏な影が忍び寄る。

12話 相互再帰のマザーグース
ラボに襲撃を受けて以来、かがりの身の周りには異変が起きていない。だがその記憶はまだ戻らぬままだった。そんな中まゆりがふと口ずさんだ歌を聴いたかがり。その瞬間彼女は突如気を失ってしまう。

13話 回折叙唱のマザーグース
かつての記憶を取り戻したかがりは、まるで子ども時代に戻ったかのように、まゆりを「ママ」と呼んで甘える。しかし、この時代にやってきた直後、鈴羽とはぐれてから現在までの記憶はまだ戻らない。肝心な部分が空白のままである事に、岡部は漠然とした不安を覚える。

14話 弾性限界のリコグナイズ
かがりが突如失踪してから数ヶ月。岡部たちはあらゆる手を使って行方を捜したが、何の手がかりも得られない。そんな中ダルと鈴羽はかつて岡部手で破棄されたタイムリープマシンをもう一度作るため、真帆の協力を得ようとしていた。

15話 漸近線のリコグナイズ
将来、ダルと由季との間に生まれる運命の鈴羽。しかし現在の「両親」の関係は進展しておらず、最近はあまり連絡も取っていない様子。父のあまりにも消極的な姿勢に豪を煮やした鈴羽は、一計を案じるのだが...。

16話 無限遠点のアルタイル
レスキネン教授から研究室に入るよう誘われたのをきっかけに留学を目指して勉学に勤しむ日々を送る岡部。だが、まゆりは岡部には何らかの秘めた思いがあり、それを表に出さないよう必死に耐え続けていることに気づいていた。一方ダルは真帆と協力して、破棄された電話レンジ(仮)の再現挑んでいた。

17話 双曲平面のアルタイル
タイムマシンに残された燃料は残りわずか。これ以上時間が経つと、燃料不足で紅莉栖がこの世を去った日まで辿り着けなくなる。鈴羽過去に向けて旅立つ準備を進める一方で、まゆりもひそかにある決意を固めていた。

18話 並進対称のアルタイル
タイムマシンの強奪を目論む工作員の銃撃で、倒れ伏すまゆり。そこへライダースーツのかがりが現れる。まゆりが血を流して倒れている姿様を見たかがりは逆上し、武装した工作員に襲いかかるのだった。

19話 循環座標のアルタイル
大国特殊部隊により、秋葉原のビルは戦場と化し、まゆりと鈴羽を載せたタイムマシンは爆破され、二人は生死不明となった。この悲劇的結末を回避するため、岡部は真帆とダルが製作中だったタイムリープマシンを完成させる決意をする。

20話 盟誓のリナシメント
7月7日へとタイムリープしたはずの岡部。しかし目覚ましたのは見知らぬ施設の一室だった。身体中に走る激痛に耐えながらあたりを見回した彼は自らの置かれた状況に愕然とする。そこは....。

21話 結像のリナシメント
再びシュタインズゲートを目指すと決意した岡部。しかし2036年から、タイムリープマシンを使って2011年に戻るためには、3000回以上のタイムリープが必要となる。精神的負担は計り知れないが、岡部は過去に向けて長い旅に出る事を決意する。

22話 投企のリナシメント
現れた攻撃ヘリは、レネスキンたち米国のものではなく、ロシアのものだった。何度やり直しても、タイムマシンの破壊は回避できないのか。諦めることなく方策を練る岡部たちに待っていたのは苦渋の決断だった。

23話 無限遠点のアークライト
過去に向けて「Dライン」を送る事で
、「アマデウス紅莉栖」の存在は消失した。
これでロシアがタイムマシン争奪戦に介入する余地はなくなった。あとはレネスキンとの対決をいかに乗り切るか。いよいよ「シュタインズ・ゲート」へと至る最後の戦いが始まろうとしていた。


24話 結晶多形のヴァレンティヌス
バレンタインデーが間近に迫り、それぞれに思いを馳せる女子たち。そんな折、フェイリスの主導で、みんなで手作りチョコを作る「第36回円卓チョコレート会」が開かれることに。彼女たちは誰にどんなチョコを贈るのだろうか。
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