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アークナイツ【黎明前奏 / PRELUDE TO DAWN】のMADFUMIのレビュー・感想・評価

4.0
アニメ「アークナイツ」はゲームが原作ということなので、この作品を観る前にゲームをプレイしてから観ようと思いゲームの方を始めたのですが、なんと、びっくり見事にこの作品の虜にされてしまいました。

「アークナイツ」というコンテンツに現在進行系でドハマリ中ということなので、少し評価は甘めです。

さて、本題に移りましょう。
良くも悪くも「アークナイツ」らしい作品になっています。

息の詰まる様な苦しい世界観が非常に良くできていました。また、キャラクターデザインが何処か優しさや悲しさを感じさせる繊細なものになっているのもポイントが高いと感じました。悲しさを誤魔化す様な笑顔も良かったです…すごく。

では、肝心のストーリーですが、面白いけど普通って感じです。
しかし、今回のストーリーの主軸となっている、鉱石病(オリパシー)と呼ばれる病気の感染者との対立や差別というのは非常に良い要素で、特にそれが顕著に現れた7~8話くらいのスカルシュレッダーの下りは割りと上手く出来ていて、良いものだったと思っています。救いがないのも良いです。

ただ、やはり用語や舞台設定などが複雑なのが難点かな。初見だと結構、躓くかも。ゲームやってる人はあんまり気にならないと思う。

良い所としてオープニング映像が挙げられるね。もうね、ReoNaを使っている時点でもう"分かってる"のよ。最高。毎日リピートするくらい好き。あと、ゲームやってる人には分かると思うけど、ロドスの施設紹介のシーンでゲームに出てきたキャラが出てくるのがファンサービス過ぎて好き。

ゲームの方このぐらいしか進めていないので、今後どのような展開になっていくのか楽しみにしたいと思います。ハマれる作品に出会える機会って案外少ないと思うのでこれからもこの「アークナイツ」というコンテンツを隅々まで楽しんでいきますよー!

ps
この作品って声が良いのよ。うん。悲鳴が良いよね…。うん。すごく良い…。
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