きよ

最強陰陽師の異世界転生記のきよのレビュー・感想・評価

最強陰陽師の異世界転生記(2023年製作のアニメ)
1.0
いろいろ問題はありそうだが、一番大事な陰陽五行の術の設定が甘い気がしてならない。

日本の陰陽道は、中国大陸から伝わった陰陽五行を日本の地理的環境に対応させるため改良したもの。作中では五行系、仏教系(真言)、神道系(祝詞)の術が出てくるがそれは神仏習合の影響を受けているのでいいだろう。

しかし五行の術にしても仏教系の術にしても呪文と魔法陣のデザインがダサくて(そもそも術に対する理解がないせいか?)説得力がない。呪文詠唱が単調すぎて、大和言葉なら大和言葉、サンスクリット語ならサンスクリット語らしいイントネーション、抑揚で唱えてほしかった…(言霊の影響を受けていると考えればそれこそちゃんとやった方がいい…)

また神道系呪術については祝詞に日本の神名が出てくるのだが、転生後の世界に日本の神(特に産土神)の力が活きるのか謎い
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