タイトルを見て苦手な日常系かな、と思って敬遠していましたが、いざ観てみると、想像していなかったほどの素晴らしい作品でした。ダンジョンの生態系、現実の料理をオマージュしたモンスター食、モンスターのいろんな能力が巻き起こす滑稽な展開。エンタメとして退屈する暇がありませんでした。
生態系の保護、多様性の受容、体と心のケアの重要性、などなど、観ているとあまりにいろんな要素がインプットされてきて、頭の中を整理するのが大変で、単純に理解できない深みのある作品でした。
・料理の作画がすごい。本当に美味しそう
・マルシルの声優の千本木彩花が日高のりこみたい
・主人公がオタクで若干サイコパスなのが面白い
・美味しいご飯が対立を解消する
・ダンジョンの生態系を管理するというテーマが、温暖化や生物多様性といった現実の課題を想起させる。平衡を守ることの重要性
・個性豊かな特性を持つ種族たちが、文句を言いながらも仲良くパーティを組む姿に、多様性需要の理想形を見た
・黒魔術は、科学技術のメタファー化
・人をコピーする、夢を見せる、種族を変化させる、などなど。魔物の能力で作る面白い展開のアイディアが天才的