実は全シーズン見てる、武侠ファンタジーアクション布袋劇。虚淵玄が監修と脚本、キャラデザはニトロ重要メンバー、製作は台湾、キャストはベテラン声優陣による日本語。フィルマでは便宜上アニメとなっていますが、ワンオフのパペットで思いっきり見栄切らせたり、ありえん勢いでアクションさせたり、あまつさえリアルに水ぶっかけたりする様子は実写特撮作品に近いかと。
シリーズ4作目にして今までで1番めちゃくちゃかもしれない。武侠ファンタジー世界にあるまじきガトリングジジィはビビったけどそれすらも序の口。明かされるアジベルファや凜雪鴉の真実、ものすごい勢いで死ぬ幹部連中、勝手に寿退社(?)する2人……。カルマから自由になった虚淵玄のノビノビとした筆致が見えるようで、とても楽しかったです。
残すは最終章・劇場版の1本のみ。えー本当に終わる?やること多くない?と思ったけど、話が凜雪鴉と浪巫謠に収束しつつあるのも事実なんだよな。期待してます。