アンデットアンラックは、世界の否定者たちの物語。そのため、基本的には否定者の能力には悲劇がきっかけになっていたり、能力を獲得することで悲劇になることも少なくない。それでも前向きに生きている。
その感情の機微はとても表現が難しいと思っていたけれど、このアニメは「間」の使い方が絶妙に上手い。なんの違和感もなく心の隙間に入ってくるから気付いたら泣いていた。マンガよりも、シーンのメリハリがあって好きかもしれない。
あと、規制ギリギリの表現で攻めてる苦労が微妙に伝わり、それがとても微笑ましい。マンガも完結すると思うのでこの作品は最後までアニメになって欲しい。