きゃなえ

SYNDUALITY Noirのきゃなえのネタバレレビュー・内容・結末

SYNDUALITY Noir(2023年製作のアニメ)
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このレビューはネタバレを含みます

2023年夏アニメ

バンダイがガンダム以外のロボットものをどうにか確立したいっていう気合い(=お金かけてる)をビシビシ感じる。まず原作なしのオリジナルが珍しい上に、ロボットアニメって作画コスト高いから色んな意味で賭けみたいなものですし。全体的な雰囲気・音楽等オシャレなので、ロボでオタクを釣りつつも大衆にも目配せしてる感じがする。


以下、小林裕介オタクの感想なので、トキオ(CV小林裕介)中心でしかありません、あしからず。

⬛︎1話
トキオが冒頭から主人公のカナタ(CV大塚剛央)の名前を連呼するんですが、小林さん他の作品で珂波汰(かなた)役を担当しているので、ついふふってなっちゃった。

トキオは主人公カナタの兄貴分なので、ほんのり低めの声と少しチャラいけども勢いの良さと頼りになる人物像を1話から完全にモノにしている感じ。マイケル(CV阪口大助)との仔犬の喧嘩みたいな言い合いしてるのどっちもかわいい。

酒場で豪快に呑んでるトキオがカナタとノワール(CV古賀葵)の関係を揶揄して「大人の階段登るシンデレラさ〜♪」とH2Oの『想い出がいっぱい』の一節を歌っていた。

1話の戦闘ではカナタがブイブイ言わせている。凄腕のドリフターってこういうことね。そして、それも有能なメイガスであるムートン(CV小松史法)のおかげでもあるんでしょうな、たぶん。

屋上にカナタとトキオ。自信のないカナタに対して、トキオ「辛気くせぇこと言うなよ、抱き締めんぞ」と言うんですけど、この「抱き締めんぞ」の言い方ホントすこ。おちょくりつつも、カナタを包んであげる感じがして堪らん。


⬛︎2話
トキオとマリア(CV伊藤美来)が幼馴染みたいな遠慮のない話し方をするのでふたりの関係性を詳しく…!教えてくだせぇ…!

カナタが何処かに行ってしまったノアールが見つかったのに、探しに行くか躊躇しているとき、トキオ「記憶が戻った時のことはそんとき考えりゃいい。ノアールを迎えに行くよな?」「準備しろカナタ、風に乗るぜ」…ぐううう良い兄貴してるわトキオ。話変わるけどもトキオの乗ってる機体、エヴァカラーだよね。
ノアールがやっとカナタのメイガス(パートナー)になる回でした。


⬛︎3話
トキオ「あれから3年か…」で1話の屋上での会話を回想し、カナタに対して「ちったぁ男の顔になったじゃねえか」「そろそろアッチの方も男になっとくか」とトキオ御用達の快楽都市ディザイア(風俗店街)へ。
トキオ「初めてでも安心な良い店紹介すっからよ」「カナタ、俺はお前にだけは一生の後悔なんて背負わせたくないんだよ。悪いことは言わねぇ、初めてはプロに任せるんだ」……トキオには童貞卒業に苦い思い出でもあるんですか?!エッ…えっちだ…(そして、堂々と風俗店に行く小林裕介キャラって『異世界レビュアーズ』のゼル以来だわ)

ムートンが付いて来ていて走って逃げるトキオ、このふたりのパートナー関係もまだ掴みきれていない。トキオはあんなのでも本当の本当はお坊ちゃんなのかい??


⬛︎4話
おっぱいバインバインの色っぽいお姉さんクラウディア(CV柚木涼香)とそのメイガスは元気系幼女フラム(CV高野麻里佳)登場回。
クラウディアとトキオは昔からの知り合いの模様。トキオのことを「最初から一歩も二歩も引いてるじゃない。自分は深く関わる気はないってね」と言うぐらいだから、何かトキオのこと知ってる感じだー!お姉さん教えて教えて!

クラウディアお姉さんとカナタのやり取りを見ていたトキオ&ムートンコンビ。
ムートン「昔を思い出しますな」
トキオ「昔からジジイだろ、お前は」
ムートン「いいえ、坊ちゃんのです」
トキオ「ああッ!?」


⬛︎5話
4話でもそうだったけどカナタのピンチに颯爽と現れて助けてくれるトキオ頼りになるううう、お兄ちゃんになってくれえ!!
でもぉ、そんなトキオはあんな大人ぶっててもムートンにジャケット着せてもらってるのが慣れた仕草で、これは子どもの頃からやってもらってる感じなんか?早くムートンとトキオの出会いとか教えてくださいお願いします。


⬛︎6話
カジノや競馬といった賭け事のできるバカラネストにて。トキオがパンツ(愛機カラーのボクサーパンツ)一丁になって負けてしまい、最後パンツまで脱ごうとするとムートンがジャケットとコインを交換してくれるの流石。しかし、野球拳方式には笑う。そんでまた違う賭け事してパンツ一丁になってるトキオ、懲りねぇ〜〜やつ。そんで地味にムートンも上半身裸になっとるやん、負けてる(笑)


⬛︎7話
ムートンが修理に行っていて不在なため、昼間っから酔っ払いのトキオの赤ら顔かわいいよ。そして、久しぶりにマイケルとの戯れ合いあり。阪口大助さんって本当に声変わらないですよね。マイケルみたいなきゃんきゃん仔犬みたいな子ほんとハマり役。
マリアから飲もうの連絡来るトキオとそれを羨むマイケル。ここ三角関係なん??マイケル→マリア→トキオ→???

ノワールも修理中で不在のため、カナタが戦うときにメイガスである歌姫シエル(CV青山なぎさ)が一時的にタッグを組むわけですが、戦闘中にシエルが歌うから「あれこれ?今マクロス観てたっけ?」な気分になった。でも盛り上がるから私的には良き〜。


⬛︎8話
カナタの周りの女子全員(シエルを除く)集合でプールに行くハーレム回です。トキオすらおらんのよ、男子ひとりと連れて行くんですわ。女子キャラの水着姿堪能できるのでお好きな方は歓喜回です。
だからトキオは出ないのかな〜〜と油断してたら、トキオ「お待たせしました、お待たせしすぎちゃったかもしれませんっ!」って全裸監督みたいなMC回しで出てきたからそんなん笑うやん。そして、シエルオンステージ。それもトキオがプロデュースしていて、最近トキオの羽振りが良い理由だったという。

エリー(CV稲垣好)はカナタの幼馴染でカナタに片想いしている女の子。シエルはカナタへのアピール上手でそれを目の当たりにしたエリーは感情が揺れ動く。
その夜、エリーは自分がカナタへの想いが「なんとなく好き」だからシエルに負けちゃうんだと凹むんだけど、エリーの姉マリアが慰めてあげててここの姉妹愛よきよき。
心配してきたカナタとエリーがふたりっきりで話すシーンは良かったね。良い雰囲気になったところでノアールが現れるラブコメ感。


⬛︎9話
伝説のドリフターであるアルバ(CV広瀬裕也)とエイダ(CV石川由依)との出会い回。私が知っている広瀬裕也さんキャラってアイドリッシュセブンの亥清悠なので、最初広瀬さんだと分からなかったゼィ…!こういう方向のカッコいい声と演技もされるんですね。


⬛︎10話
トキオが浮かない顔して「働かずにジャブジャブ酒が飲める方法ってないもんかねぇ」…めっちゃ気持ち分かるぅ!酒飲めんでいいから働かないでもいいように3億円ぐらい欲しいよね〜。

珍しくカナタがトキオの言うこと聞かないで揉めてるの珍しい。カナタも色々経験して自信がついてきてるのに、トキオが子ども扱いするからァ。で、そのトキオには大事な人を失った過去があるんだね。だからカナタでその二の舞にならないようにしたいと、ふむふむ。

カナタ「トキオさんと肩を並べられる相棒になりたいんだ」
トキオとカナタが相思相愛で私は嬉しい。と思ったらトキオのピンチィィイ!こういう良き兄貴キャラってそれだけで死亡フラグ立ってるから、いつまでトキオがいてくれるのか、設定確認した時からドキドキしてる…。

トキオ「カナタ、待ってんぞ、俺も世界も。今、お前を必要としてんだ」ウワワワァ主人公覚醒来る前兆や!


⬛︎11話
トキオは病院で集中治療してて、そばでムートンが見守ってくれてるのね。
マイケルが初めてリーダーらしいところを見た!とか思ってたら、トキオが集中治療のカプセルをブチ破って出てくるのカッコいいいい!!しかもですよ、なんか液体みたいなのに浸かってたから貴重な前髪ありトキオ!!濡れ髪!!ありがとう!!

マリアはトキオが出撃することを感覚的に確信していたのがふたりの関係性の深さを感じて美味しいです。ムートンも坊ちゃん大好きやんか。マリアとムートンがトキオ褒め合い合戦してたら「恥ずかしいからやめて」って恥じらうトキオかわちい。

カナタの危機に現れるトキオ「泣き言言ってると、まーた抱き締めちゃうぞ」「行こうぜ、相棒」はあ〜〜!最高!

⬛︎12話
トキオ「指図される言われるは全くねえが、合わせてやるよマイコォ〜」このマイケルの名前の呼び方ウケる。
傷を負いながら戦闘するトキオの苦しそうな声、小林裕介さんの真骨頂だわ〜〜。苦しむ演技本当に上手い。
ノアールがメイガススキル発動して覚醒するところは1クール目のクライマックス感あるね。見た目の変化だけでなく、カナタのことをへっぽこ呼びする性格の変化も面白い。

仮面の男を街中で見かけたトキオが動揺。
トキオ「マハト?!何やってんだよお前」
ここで1クール終わりとか気になりすぎるでしょ!?このまま13話見れる私幸せ者だ。
きゃなえ

きゃなえ