アトリは終始コミカルでロボットネタもキレがあって好印象
人間とロボットの曖昧な境目を様々なエピソードを用いて描こうとしていて、飽きがこない
主人公はザ・ノベルゲームの主人公という印象のキャラで、物語上必要な行動を取らされる。性格と言動がややチグハグに感じるが、それをストーリーテリングの材料にしようとしている。
幼馴染ヒロインらしき人物は本当にテンプレ通りで語るところがない
廃校舎に住まう子どもたちは話動かすのに便利そうだなと感じた
とくに野島は押しが強いキャラなので、組み合わせ次第で色んなキャラの別の側面を引き出せそう。これも好印象
借金女はテンプレダメお姉さんって感じ。トラブル持ち込むか、便利な別働隊として扱われるのが読める読める…
サブキャラはオリジナリティに欠けるが、だからこそ役どころがはっきりしている
海面上昇によって引き起こされたディストピアな世界ではあるが、爽やかな描写なので見やすい。話が動くのは4話からだが、キャラの掘り下げをしつつギャグやエモーショナルなシーンを挟んでくるので退屈しない
熟れたエンタメ作品で、今後次第で化けると思う。現段階でそれほど魅力を感じていない人も、リストに入れておくことをオススメする
