本来あったであろう2クール目以降の面白さを加味して☆4.5としました。
世界観が凝っていると感じた。オリジナルの設定が多く、毎話新鮮さがあった。
巨獣と人間の狩り狩られる関係、カンナギとナギモリの融合、人工的に造り出された実験体カンナギの存在…。
暗闇から世界へと飛び出した少女は、仲間たちや様々な人々と出会い、そして世界の秘密を知る…。
展開が割とゆっくりなので、「これは2クール目から面白くなるタイプの子…」と期待しながら見ていたらまさかの1クールアニメでした…。
しかも明らかに続きがありそうなラストに無理矢理「完」の文字が入るという謎を呼ぶ最終話でした。
たぶん1クールの人気次第で2クール目以降が2期として
制作されるタイプの子だったんじゃないでしょうか。
お話の導入部分が1話と2話にまたがっているのも1クールアニメとしては珍しいし、ツルギや勝クウミの活躍は最終話までなし。最終話で新キャラ出てきましたし…。
逆に言えば、2クールあればもっと盛り上がったはず。
5人の仲間で旅をするという内容ももっとじっくり描けたはずだし、そうすれば視聴者の愛着も得られていたと思います。
じっくり描くべきだったし、視聴者もじっくり向き合うべき作品だったと思います。
しかし、実際は途中打ち切りのような形で終わってしまったのが、とても残念です。
