このレビューはネタバレを含みます
一年ぶりのきらら系列アニメ。
作画は安定しており、唇の塗りや頬の赤みが印象的なキャラデザも魅力的に映った。「おでこぱしー」の設定も、美少女百合アニメにおける身体的・精神的繋がりをわかりやすく表現するための一種の発明だ。
ロケット打ち上げというモチーフ上仕方ない部分もあるだろうが、専門用語が多い割に絵面がやや地味で、盛り上がりに欠ける印象。
作中のトラブルのほとんどが内輪揉めのコミュニケーション不全によるもので、キャラ間のヘイトコントロールがいまいち機能していなかったように思う。出来の良いギスギスなら歓迎だったが……。