このレビューはネタバレを含みます
水島監督の得意分野に振り切った入間市と、ハイテンションギャグに振り切った椎名町が特に印象に残った。
各駅の異変の設定など、考察が楽しい作品だった。
ラストも「全部元に戻ってめでたしめでたし」というご都合主義ではなく、「G7事件があった上での“現在”なんだ」という、各キャラの成長がありつつも、一部キャラには苦味の残るエンドで良かったと思う。
個人的に同監督作品の迷家やコトブキ飛行隊が全く刺さらなかったので、今回は普通に面白くて安心したという感想を抱いた。
ただガルパンやSHIROBAKOと比べてしまうと、さすがにそこまではハマらなかったなという印象。
同じ監督とはいえ、他作品と安易に比較するのは良くないのは理解している……。