実質JK版映画クレヨンしんちゃんのカオスさ全開。さすが水島監督と言わんばかりのカオスの畳み掛け。
そのカオスっぷりが中盤はダレに繋がってしまい、あんまりだなぁと思っていたところに、突然のコメディで大当たりを引いたりと、落差の激しい作品だったけどそれ込みで楽しめた。
シリアスめいたところは「モーレツオトナ帝国」コメディは「ヘンダーランド」のテイストで、どちらも好きだから、その要素が全面的に出てくるところは好きだったし、体が変形しまくったり次元が変わったりなどの遊び心が良かった。
全編通して列車を軸に進んでいくのも好印象で、タイトルに違わず、設定を活かし続けたのも設定厨の自分からしたら歓喜もの。
制作自体は大変そうだったし、実際1週間に合わずに総集編にはなってしまったけど、製作陣がしっかりとと物語を完結させてくれたことに拍手とエールを送りたい。お疲れ様でした。
知佳さんのお声本当に好き。