このレビューはネタバレを含みます
アソーカとドゥークー伯爵の物語。シスの暗黒卿の弟子となるドゥークーのジェダイ時代の物語。スターウォーズシリーズで一番嫌いなマスターウィンドゥ。指示に従うだけ、しかも自分勝手で何もできない元老院や、自分たちは理想論ばかりで何もしようとしないジェダイ評議会の言いなり。それに疑問を持つドゥークー。結果としてシスの仲間になるのもやむを得ない。まさにその後のアナキンそのもの。かつてスターウォーズシリーズが有無を言わさず帝国軍は悪、ジェダイは賢く正義という価値観を押しつけてきたが、果たしてそうなのか考えさせられる作品。評議会の無能さにより裏切られジェダイから追放されたアソーカといい、アンチジェダイの2名を取り上げたこの作品、なかなか面白い。