個性的なキャラクター達は誰もみな人の道を外れてしまったような連中ばかりですが、誰もが自分が信じる道を進んでおり、だからこそ格好良いと感じちゃいます。
ハリウッドの映画を彷彿とさせるアクション、そしてキャラクター達が言い放つセンスに溢れたセリフが魅力で、特に裏社会で信念を持って生きているからこそ出てくる、格好つけすぎとも思えるセリフは思わず声に出して復唱してしまうくらいです。
生者の為に施しを 死者の為に花束を 正義の為に剣を持ち 悪漢共には死の制裁を しかして我等 聖者の列に加わらん サンタ・マリアの名に誓い、全ての不義に鉄槌を
誰しも後ろ暗いことを持っているし、やらなければやられる明日は我が身、悪党たちの巣窟であるロアナプラで暮らすからこそ出てくる一言。
そう、正義なんて飯の種にもなりゃしない。
明日の朝日を拝めるのは正義のおかげじゃない、きちっと仕事を受けてその報酬を貰えるから。
仕事の中身など関係ないのです。