どこかずっと悲壮感が漂うストーリーとキャラクター達から、やっぱり人生は喜怒哀楽に富んだ、幸せな時間の連続をどう受け止めて生きるかを考えることを楽しんだ方がいい、と思わされるような、そんな後日譚だった。
魔王を討ち取った勇者一行、特に目立ってヒンメルを中心として、人が人に及ぼす影響の広がり、どんな人からどんなアクションを起こされ、自分がどんなアクションを起こすのか、そこから生まれる人間性、素晴らしい。いや、素晴る。
人のつながりは真の意味で、切っても切れないものなんだ。性別や年齢を問わず、不器用で臆病で頑固で傲慢な、そんな不完全さこそが愛すべき理由であって、愛されるべき存在であると教えてくれる。
戦闘シーンは作画良すぎ。フリーレンの実力がまだまだ計り知れないところも期待を裏切らないから楽しみ。