しげもん

戦隊大失格のしげもんのネタバレレビュー・内容・結末

戦隊大失格(2024年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

春馬ねぎ先生原作の作品ということで以前から名前は存じており、アニメ化されるこの機会に視聴を決めました。原作は未読ですので、その点ご了承ください。

作品レビューとして「よかった点」「気になった点」、ネタバレ多めの「雑多な感想」の三本立てでお送りします。


よかった点。
前半のテンポは素晴らしかったです。特に4話までは先の読めない展開に魅了されました。原作から多くを削ったらしいというお話をどこかで目にしましたが、それは正解だったと思います。


気になった点。
前半と比較すると後半はテンポが乱れ気味だったように感じました。また、戦闘シーンもクオリティが高いとは言い難かったです。


以降雑多な感想。
後半はDが今後どのように動いていくのかの指針を固めるためのエピソードでした。戦闘シーンはたくさんあったものの軸となるストーリーが地味なため、イマイチな印象となったのではないかと思います。

大戦隊も一枚岩でないということがどんどん明らかになってきました。これより先は怪人VS大戦隊にとどまらない、複数勢力の思惑が交差する乱戦の予感があります。各々の正義のぶつかり合い、共闘と対立、そういった面白さに今後は期待していきたいです。

怪人はずっと幹部様幹部様と言っていましたが、やはり組織には“トップ”がいるのでは?とずっと思っています。こちらがどうなっているのかも気になるところです。

戦隊モノの悪役が主人公という珍しいコンセプトの作品ですが、現段階のお話にはそれほど特異性があるとも言えません。おすすめできる作品であるかは第2期を視聴した上できめたいと考えています。
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