てるる

AIの遺電子のてるるのレビュー・感想・評価

AIの遺電子(2023年製作のアニメ)
3.8
AIの発達により、世界には人類とヒューマノイド、ロボットが当たり前に共存する社会になっていた。

ヒューマノイドは電脳を持つアンドロイドみたいな存在で、作中の時代では肉体もほぼ人間で感情もあるし思考回路もほぼ人間と同等の存在として描かれている。

主人公はヒューマノイド専門の医師である須藤光。

基本的に1話の中に複数の完結型エピソードが含まれてるけど、根底には須藤が母親を探すというストーリーがある。

人間とロボットの関係や、ロボットに感情はあるのか?というような考えさせられるエピソードもあって興味深い。

ポッポのエピソード泣いたな。
あと6話は鍛冶屋回とパーマくん回どっちも良かった…後でちょっとだけパーマくん出てきたの嬉しかったもんな。

須藤先生はクールながらも意外と感情を露わにすることも多い。
それに振り回されつつも須藤先生に好意を寄せる看護師の樋口リサ。

ラストでは危険な世界に身を投じようとする須藤先生とリサの関係性が描かれ、これから面白くなりそうなところで終わっちゃう。

原作では続編として「AIの遺伝子 Red Queen」てのがあるみたいで、かなり重めらしい。
原作のほう読んでみようかな。
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