このレビューはネタバレを含みます
今流行りの悪役令嬢もの作品だが百合要素なのが面白い。
百合なのもあるが、ライトなお笑い系かと思えば展開が進んでいくと現実的な問題に踏み込んで深いところにささるので好き嫌い分かれるかもしれない。
自分も最初は期待してなかったのだが、はまってしまった!
正直、主人公に惹かれることはないが共感が大きい。現実的に冷めてるところとか、自分に重ね合わせてみることができる。ゲームのシステムに抗っているところも面白い。
特にクレア様の魅力にどんどんはまる。典型的な悪役令嬢だが、人間味のあるところや彼女の優しさやちょろいところが可愛らしくて、みんな好きになると思う。
クレアが推しから好きな人に変わっていくのも微笑ましい。
原作未読なので読みたいと思った。
OPとEDにも感動。主人公レイとクレアの2人で歌うのだが、EDテーマは放送回によって、2人のソロ歌唱バージョン、デュエットバージョンに変わり、さらには歌詞の内容も2人の進展に合わせて変化していく。こだわりの深さを感じて感動。