このレビューはネタバレを含みます
今回は、秦国内の内輪揉めばかりで、楽しいというより、悲しいが目立つ話だったけど、”かっこいい!”と感じられる部分はしっかりあり、話の着地も良くて楽しく鑑賞できました。
好きなシーン以下!!!
1. 昌平君の離反
「察しの通りだ、世話になった」。このセリフはめちゃくちゃ痺れた!!
これまでもカッコよかったけど、この場面はすっごくかっこいい!!
呂不韋が優勢かもしれぬなど、色々不利に感じられる場面とか色んな条件が重なり、このセリフの良さがきわだった。
信へのセリフも、その一言に重みがあり、本当にカッコよかった。
2. 成蟜の生き様
反乱を起こした時はただ生意気な奴だったけど、4期の成蟜は、男として、王の血族としてカッコよかった。
嬴政に負けてから、成蟜のの元を沢山の人が離れたけど、それでも付き添ってくれた人を思えるという感情があるのは、優しくなった証拠でもある。
泣けました。
3. 嬴政と太后
王の立場として厳しい現実を伝えねばならぬこともあるよな、と。
皆の前で厳しい発言と、2人きりになった時の緩急がいい感じにあって、感動できました。
回想シーンがあり、太后の背中に触れて語る王は、紛れもなく、ただの息子になっていて、すっごく新鮮でした。
よかった。
以上。
4期では、政は正式に王となり、中華統一を目指すためのスタートもきり、信は、将軍への目標もどんどん近づいてきており、これからが楽しみしかない!!
5期ではどこまでやるのだろうか。楽しみです。