やっぱりこれは面白い。
シーズン1から他のアニメを観ながら楽しみにしながら我慢して引っ張ってたけど、いよいよ我慢できずにシーズン2へ。
全39話。ものすごいスピード感で観終わってしまった。
少しだけ成長した信と政が次に立ちはだかる壁に臆せず挑むシーズン2。
主には、魏の国に亡命した趙国三大天の廉頗との戦。
信の成長、三百人隊から即席千人隊への昇格、楚翠たち新たな仲間との出会い、これから切磋琢磨するライバルの王賁、蒙恬とのしのぎを削る武功争いや共闘。
このシーズン2で、信も、飛信隊も、政も。
ひと回りもふた回りも大きなうねりに飲まれ、ひと回りもふた回りもデカくなる大きく飛躍していくまだまだ大きな野望のための最高の道半ばの物語。
信の熱き魂、それぞれ色の違う王賁、蒙恬とのやりとり、かつて王騎と肩を並べて国をかけて覇権を争った趙国三大天“大将軍”廉頗と四天王との対峙。
エピソード的には集中的に描かれていて進みは遅いがその分ジワジワと熱いものがこちらにも沁みてくる。
そして、廉頗との戦の後の終盤は、、、、きょうかいとのしばしの別れが、、、。悲しい。ホント寂しい。
きょうかいファンとしては、彼女の悲願を心から応援しながら、心から寂しくなる。同じ飛信隊の仲間かのように、無事を祈りながら早く戻ってくることを祈る。
ちゃんとその“きょうかいロス”を補うかのように、なりを潜めてた“あいつ”もしっかり戦力として前線に戻ってくる、、、。
コミックで読んでた時は、もう少し飛信隊のサブキャラ達の背景もちょこちょこあったような気がする。
それがこの飛信隊の部下達への共感を呼び、メインキャラ以外の存在感を引き立てて幾重にも層が厚いドラマになってより楽しめた。
それはこれからの話なのか、よく覚えてないってのもあるけど、この先もその辺は期待したい。
シーズン2冒頭の信と、最後の方の信は明らかに雰囲気が違う。
猪突猛進の猛々しいだけの信に貫禄が乗ってきて、彼の周りに仲間や信頼も集まり、いよいよ彼の野望への道が少しだけ太くなってくる。
最高の成り上がり武勇伝アニメ。
まだまだ真の力と真意を見せない李牧、、、。
またしばらくシーズン3を観るのを楽しみに我慢しよう。
F:1848
M:3021