このレビューはネタバレを含みます
最終話のレース描写の迫力と臨場感に気圧されて心の中でつい「がんばれ!」と応援してしまった。
最後に1位になれたのは主人公補正ではなく、遥自身の“努力”とスポンサーがいる“環境”、そしてレースを取り巻く“運”の要素が揃ったからもぎ取ることができた勝利だと思えば納得できる。(しかも遥は才能の要素にも恵まれている)
スポーツに限らずどのジャンルでも言えるのは“努力”だけで結果を得るのは難しいということで、特にこの作品では資金力と環境の重要性が述べられてたから、主人公の努力が身を結んで1位を獲った!みたいに強引な終わり方にしなかったのが丁寧。
他者を応援するのは自分のための行動だけど、その応援を通じて自分のついでに他者も元気づけられるなら一石二鳥だよね〜〜